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自分、こんなサイトが好きです…その1

新年の元旦からから変態属性をぶちかましてしまいました私め…いやはや…お恥ずかしい限り(^_^;)…って誰もこんなブログ見ちゃ居ねぇかな?。ネットの片隅でこう細々と自己満足をしております今日この頃…変態ヲタ返上の名誉挽回じゃありませんが、自分が日々チェックしているサイトはエロだけじゃないんだよという感じの真面目なリンクをUpしてみようかなと思ってみたり。その第一弾はサイエンス・テクノロジー関連でございます。
http://www.technobahn.com/ 
↑テクノバーンのサイトリンク。
このサイトのメインは、あくまで企業情報と株価のようですけれど、企業活動はモノを売って何ぼ。そのモノを作るのはテクノロジーと無縁じゃないから、その新しい次世代の売り物になりそうなネタをこのサイトで見つけよう…とは、些かこじ付けっぽいけれど、自分なりに紹介するとしたらこんなところ。ただこの手のサイトは、理科離れが言われる昨今、どうも休止したりするところが相次いでいるのが寂しい限り。日本国民よ、科学に目覚めろォ!!とは言いませんけど、もう少し科学的な好奇心を持ちましょう。っていうか、今の若い人間は、俺もそうだけど、興味の無いことには全然興味を示さないし、逆に何に興味を持てばいいのか判らないという人間も増えている…これで社会的な活性が衰えない方が可笑しいと思う昨今。かなり脱線してしまったが、そんで幾つか気になった記事をピックアップして見ましょ。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200612140139↓下の写真のネタ記事へのリンク。
重装甲車

これは地雷・爆発物への耐久性を追及して開発されたデザインだそうで。車体とキャビンはカプセル化されて、別個のものだそうで。見るからに軍用車でも超高級車っぽいのだが、デザインだけ見るとアポロの月着陸船にも通じると思えるのは自分だけだろうか?…なんか、車体の真下で爆弾が爆発すると同時に、その爆風に乗ってキャビンが真上に上昇するという光景が思わず目に浮んでしまったっす。
そんでその次…
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200610051941↓下の写真のネタ元リンク。
円形カタパルトの想像図
カタパルト用ロケット

地上から軌道上に物資を打ち上げる加速器の想像図。まぁガンダムなどの世界では月面に設置されるマスドライバーシステムとして、ちらっと出てきたりする。この手としては比較的ポピュラーなもの。写真の中では射出されたコンテナが炎に包まれていますが、大気との摩擦熱か、ロケットの炎かは今一判然としません。記事の中には山手線がどーのこーのとあったので、建設にはただ広い敷地面積が必要なようです。ですから土地の有効活用が今ひとつな北海道に是非とも誘致を…と思ってみたり。この記事は技術開発で、建設計画があるわけじゃないけれど、北海道新幹線に千億から兆の単位の予算をかけるなら、こういう夢のあるものに投資してみるのはどうよ?…と思ったりする。旨い具合にこの加速器の根幹技術になりそうなものとして、日本にはリニアモーター技術の蓄積が数十年とあるわけだし。昔の未来予想では、今頃は在来式の新幹線は、リニアモーターカーにとっくに更新されているはずだったのに…ここでその技術を宇宙開発に転換して起死回生を!!、とは行かないもんかねぇ。ちなみに小さい写真は、貨物を載せる打ち上げ用コンテナで、軌道修正とブースターを兼ねたロケットを内蔵しているそう。北海道のような高緯度地方から打ち上げるには、パワー不足をブースターなどで補ってやる必要が出てくるから、コンセプトとしては使えるように思える。ちなみに同じ電磁カタパルト技術でも、このような絵空事に近い分野と、実用化を念頭に置いた技術開発があり、後者は空母のカタパルト用にアメリカが本腰を入れて研究開発しているのでありますが、カタパルトくらいなら日本でも作れそうな気がします。それをアメリカに売るということは…以下略。
そんで次はオスプレイの話。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200611201404
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200612262014↓下はV-22の写真。
V-22の着艦スィーン。

回転翼と固定翼の合いの子であるチルトローター機。次世代の輸送ヘリコプターとして期待されながらも、1980年代に開発が開始されて以来、開発も佳境に差し掛かった時期に大事故で遅延して以来、俺の中ではとうに死に絶えていたと思っていたプロジェクトです。というか単に俺の興味が失せていただけなんですが…その機体も四苦八苦しながら、何とか実戦配備が着々と進んでいるらしく、今年辺りに初期作戦能力(IOC)を獲得するとかしないとか。日本にもメーカーが売り込みに来ているようなので、将来的には空海の救難機とか、哨戒機のベース機体になるじゃないでしょうか。ちなみに海上自衛隊はUS-1A救難飛行艇の後継機としてオスプレイの採用を検討してたのですが、米国での開発がゴタゴタ続きだったので、US-1Aの改良型であるUS-2開発を決意したのは有名な話。某サイボーグアニメ・攻殻機動隊の主力機としてもチルトローターが出てきますが、警察に採用されることは…あるでしょうかねぇ?…せいぜい海上保安庁あたりでしょうか。もちろん予算が許せばですが。
またまたその次の記事。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200612110606&ts=efe5f435d35f45e93b6fae36d985f66c868caee2↓下は偵察用UAVの写真。
偵察用無人UAVプロトタイプ

これって米国製ですかね。簡単に言うと、ドーナツの中に二重反転ファンを組み込んだものとお見受けしますが、10年ほど前にドーナツ型のサイファーというのが登場していたのだが、旨い具合にダウンサイズしたものです。この手のUAVも米陸軍の次世代計画FCSに組み込まれていると思うのですが、日本の技術研究本部(TRDI)のサイトにも、数年後には似たようなアイテムをアップしているんでしょうなぁ…。
それから次の記事。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200612181852&ts=b19a4f63fa7251480917b6682e36582e0c5f3a7c↓下の写真のボールのネタ記事。
3次元バーチャルマシン用のボール。

米海軍が兵士の訓練用に使いたいと言うバーチャルマシンだそうです。球体の中に入った人間が、HMDを被ってバーチャル世界を歩いたり、走ったり出来るそうです。この球体はメッシュ製のパネルを組み立て、ローラーの付いた架台に載せることで360度どの方向でも移動する感覚を再現しているそうで…ハムスターのような小動物が運動不足解消に使うホイールの人間版のような気がします。ただしこのバーチャルマシンも、飛んだり、掴まって上ったり、腹ばいになったり…といったことは出来そうに無いので、まだ改良して洗練する余地はありそうだ。それに他のシミュレーターと違って高価なシステムでは無さそうなので、普及すれば広範囲に普及しそうだが…
  1. 2007/01/04(木) 15:30:00|
  2. サイエンス

日米のロボット対決(?)…

いやぁ~更新する気があるんだか無いんだか俺は(=_=;)…毎度様でグーたらしております昨今…久々にネタが思いつきました。というかTV見てたら見つかりました…。
太鼓を叩くHRP-2

昨日のNHKのニュース21でT大の開発したと言うお手伝いロボットが登場しておりました…ベースは産学官共同で開発されていたHRP-2。上の太鼓を叩いている写真と、放映された映像の内容とは違うけど同じ研究室のロボット。過去にもコイツはデザインを出渕裕が担当したとか、作業現場を意識して人間と一緒になってボードを持って移動したりだとか、民謡の合わせて踊りの師匠が踊りの手本を見せた後にそれをリプレイしてみたりだとか、倒れた状態から起き上がってみたりだとか…このボディをベースに色んなことをさせてきた。そんな中での今回は家事労働。まぁこれはSF古来からの夢なんだけども、皿洗い・野菜の輪切り・掃除…の動作…これらはニュース映像の中で流されていただけのものなので、他にも可能な動作パターンは隠されているかもしれないけど、まぁ初歩的なのでこんなものだろうか?…以前に獲得した相手の動きを真似するという能力を生かして、映像の中でロボットは掃除にチャレンジするのだが、如何せん人の意図を認識して、ロボットが行動を起こすまでの処理時間が掛かる。動作も鈍い…皿洗いの時などは、濯いだ皿を傍らに置く時にキッチンの縁にぶつけてしまうなどぎこちなさで一杯だ。現状では粗さが目立つが、ただ出来るスキルが増えたことは、ロボットが一つ賢くなっているということだ。それはそれで喜ばしいことだが、開発者は10年後に本格的な家事手伝いロボットの実用化を念頭に置いていると言うのだが、現状では洗練されているとは謂いがたいが、家事に必要とされる基本的なスキルは、現時点で実現できているものの延長線上にあるので、開発者サイドの目論見も強ち絵空事とも片付けられないようだ。ハード的にはHRP-2として登場して以来、小規模な改造はあるかもしれないが、見た目の変化は皆無だ。今後のコンピューター以外のハード的な進化としては、電磁モーターが人工筋肉に置き換わるくらいであろうか。後はこのHRP-2にしろ、他のヒューマノイドにしろ出来ることをどんどん試して、その成果をソフトウェアとして積み上げていく…その研究開発スタンスをこのHRP-2は最初から貫いてきたようだ。今後ともこの方面には要注目である…ただこのロボットを開発したT大学の研究チームというのは、日本の最高学府という面子もあるのか、他の大学に比べて、どうにもお堅い印象がある…のは、筆者の勝手な印象だろうか?…そもそもT大のロボット開発の歴史は1960年代末期に遡るのだそうだ。それからほぼ40年。あと10年で念願の実用レベルの家庭向けお手伝いロボットが実現できるところまで来ているのだから、もし計画がこのまま順調に進捗すれば、登場してから半世紀で隆盛を誇るようになった今のコンピューターと同じことになる。なんか運命を感じるじゃないですか…ガンダモ並みのモビルスーツは無理だけど、無難なサイズの知能ロボットの開発がやっぱ現実の本命だろう。そもそもガンダモの世界ではMSがばかりで、人間サイズの知能ロボットは影も形も無いのだ…それってアンドロイドへの差別だよねと思うわけだ。だから俺はガンダモが嫌いになった一つの理由なのだが、現実の日本にはしんどいかもしれないが、今後ともこのロボット分野の世界最先端を走り続けて欲しいものだ。
 さて表題の日米のロボット対決…というわけでもないんだが、このような成果を見ると、日本のロボット開発もまんざら捨てたものではないと勇気付けられる。そんな日本のロボット開発のライバル・アメリカは、軍用利用とは言え、自動運転ロボットカーの大規模な実験を行っていたりする。これだって日本の研究機関が束になれば、やってやれないことは無いはずなのだが、車の自動運転に関してはアメリカの方が一日の長があるように、日本ではヒューマノイドの開発に偏執的なまでの情熱が注がれている。そして同じような外装型のロボットスーツは、米国ではご多分に漏れず軍事利用第一。日本では医療介護や各種作業などの民間利用が第一という感じで、米国=軍隊:日本=民間というスタイルで対を張っている。当分はこの日米間のロボット開発の競争原理は変わらないだろうが、これに何処の国がどれだけ関わってくるかが、楽しみであり、不安でもある…。なんせ後追い組の方が、先発チームが苦労して獲た成果をそれほど労せずして学び取れる後発の利があるからだ。

…追記…映画で描かれる未来のお手伝いロボットに関して…

クラシックなSFの大家であるアイザック・アシモフ原作が原典で、ウィル・スミスが主演の「I robot」(2004)にも多数のヒューマノイドロボットが登場していたが、主人公のバーさんが景品として当てた最新のヒューマノイドロボットは同じ家事作業をこなす効率ではHRP-2の数十倍から百倍の速度の包丁捌きを見せていた。ストーリーはロボットを管理する中央コンピューターがロボット三原則のうちの人間を保護するという第三項を拡大解釈し、争いごとばかり繰り返す人間たちを巷に溢れるロボットによって厳重な管理下に置こうとした。それに主人公は立ち向かうという話だけれど…そもそも現実のアメリカのロボット開発のほとんどが、国家的な犯罪行為である戦争へ赴く人間の代行品として進められているわけでして…それに今のパソコンでさえ、その動作は相当不安定なのに、制御系にそのコンピューター技術を用いるのだから…どうなるのだろうか?…ロボット犯罪が今まで一切ナシというこの映画にあるようなユートピアな状況は望むべくも無いのだろうか。まぁそこら辺は開発される過程で一緒に解決していかなければならない問題だろうね。
  1. 2006/10/04(水) 21:45:54|
  2. サイエンス

NHKスペシャル…技術の危機…

ビデオにとり溜めていた7.10~7.12の3夜連続でやったNスペをようやく見ることができた。いや、別に仕事が忙しかったとか言うわけじゃないんだけどさ…んでその3つのタイトルは以下の透りでもないんだけど、内容は…

1話が電脳保安の話
2話がロボットの軍事転用の話
3話がジェットエンジンの話

全体的な感想を言うと、前にやってた素材を使って、再度煮詰めなおしたという印象を受ける。

第一話の感想は…インターネットを経由したハッキングは、逆探が難しいということだ…そりゃそうだ。一昔前に比べりゃ、経由できる端末の数は、星の数ほどに増えたわけで…その数だけワープの筋道が成り立つってことであり、一昔前の外からの遠隔ハッキングと言えば、ネットは電話線経由なので、特定の周波数を使って、リンクを掌る交換機などのデータを盗み取ったり、乗っ取ることだったが、今ではそれが無線LANになったりして…まぁコンピュータ-セキュリティの現状の初歩的な常識を教えてくれたかなという感じ。日本にある民間のサイバーセキュリティーのオペレーションルームが映像に出ていたけれど、日本の警察や防衛庁といった保安行政機関のセキュリティのレベルを考えると聊か心配になった。銀行は暗証番号の書き換えが難しい磁気カードに変えて、常にランダムな暗証番号を発生させる暗証番号発生装置なる代物を利用者にカードの代わりに貸与するのだそうだ。まぁ頻繁に変えてりゃいいってわけだが、この番号の発生アルゴリズムが判っちゃえば…ねぇ…やっぱり現生が一番なのかしらん?…


第二話の感想は…このシリーズの中で一番萌えたロボットのお話。この特集では遠隔操作の無人機と,自立能力を持つロボットがごっちゃになっていたのが気になったが、果たして今のロボットの知能レベルの現状が人間の遠隔操作無しには、まだまだ危なっかしいというものに由来するのだろう。この特集の中で特に気になったのが、人間の筋力を強化する…もっというと運動能力を強化する…ロボットスーツ。これを番組内ではサイボーグといっていたけれど、これってサイボーグなのかなぁ?…というのが正直なところ。以前に見たサイボーグ特集には、実際に脳神経と電子機器がリンクしている様が映し出されていたので、それに比べると今回は面白みに欠ける。俺の頭の中でサイボーグの定義は、マシンと神経をリンクしたものという狭義なものだ。もっと言えば肉体的な期間を機械的なものに置き換えるという昔ながらのものだ。それに対してこの手のロボットスーツは、強化外骨格に類するものだが、先ほどの神経とのリンクという点では、日本製も米国製のロボットスーツも皮膚に貼り付けたセンサーから神経電流を読み取るからサイボーグといえるかもしれない。同じロボットスーツでも、国産品は制御のしやすいモーター方式で、米国製はガソリン駆動の油圧式ということで日本製のものの方が洗練されている印象を受けた。無論、アメリカでは他にも数種類作っているということなので一概には言えないが…さて人狼に登場したプロテクトギアの基盤技術になりそうでもあるこの技術。アメリカでは国防総省の国家プロジェクトに対して、わが国では国立大学の研究室とは言え、民間の研究部門が頑張って米国製に伍するものを作っている。日本の防衛技術研究は、米国の予算規模の10分の1以下だが、民間の技術レベルの高さに胡坐をかいているような気もしないではない。そもそも防衛技術開発に関して日本は世界のトレンドを様子見して、こそこそっと実用化するので、性能的に標準的なものは作るが、日本製の兵器は概して面白みの無い物を作り出すことが多い。これではリスクをとらずに民間の成果にただ乗りしているようなものだが、現状では致し方なかろう。話は脱線したが、ロボットカーによる無人運転技術の確立を目指したグランドチャレンジ…良いですね。アメリカはやっぱソフト作りですよねということを再認識させられた次第。砂漠の道を5台も完走できたんだからすごいじゃねぇですか。日本はこの分野でITSくらいしか俺は知らないんだが、ここらの話はあんまり伝わってこないよなぁ。次のステップとしては、対向車などが存在するより街中に近い状況設定で、どこまで対応できるかということだよね。アメリカの大学の研究室で行われている無人ヘリコプターの自立飛行プログラムの研究に日本人女性の研究員が出ていたけど、彼女は元は日本で無人ヘリの音声入力を研究していたというけど、それってヤマハのことかな?。映像に登場していたのは、中国にも不正輸出されたヤマハの無人ヘリと同系列の機体のようだったからね。ロボットの外見は誰でも知識があれば組み立てられるので、後はそれを動かすソフトウェアということになるけど、日本ははっきり言うと、その水準はどうなのだろう?…日本のライバルである中国よりどうなんでしょうねぇ?…心配です。

第3話はターボファンジェットエンジンのタービンブレードの破損について。これ見よがしに特集を組んでいたのだが、現代のジェットエンジンは、ガスタービン機関はジェット機以外にも、ヘリ、プロペラ機などの航空機や、戦車や艦船の推進機関や発電機として利用されている。そんな中でトラブルが起きて停止してしまうと一番やばいのが、空に浮かぶ航空機なわけだが、根本的にジェット機が登場して以来、この問題は解決していないようだ。果たしてエンジンは本体の値段より、一枚うん十万から数百万もするタービンブレードとかのメンテナンスコストが掛かり、ユーザーげっそり、メーカーにんまりなわけである。日本航空と全日空の整備部門の風景が映像の中に出てきたが、ある意味ではユーザー側である航空会社の整備部門では、これ以上考えられる対策や、技術的手段に限界があるのかもしれないように思った。だって世界のメジャーなエンジンメーカー(米国のゼネラルエレクトリック、プラット&ホイットニー、英のロールスロイス)は、ともに海外メーカーであり、国家の機密保持や特許を盾に情報を小出しにして肝心なことは教えてくれないんだもの…日本の航空会社は、エンジンが日本製じゃないことを嘆いてましたな…これは戦後のアメリカがとった日本の航空機産業潰しの政策に由来するものなんだろうけど、結果として日本は下請けで航空機産業を育成している。機体などに関しては、炭素繊維複合材などの得意部門があるが、エンジンに関しては弱いままだ。ただエンジンの材料開発には一日の長があるようで、映像の中でも日本人研究者の開発した従来のものより50度耐熱温度が上がったニッケル超合金をロールスロイスがタービンブレードに使うと言うお話が出ていたけど、ちょっと複雑な心境でもある。そもそもこのタービンブレードの破壊に関して言えば、ジェットエンジンが登場して以来付きまとう根本的な問題なんだけれど、それに対して如何にタフなエンジンを開発できるのか?…初期のジェットエンジンがドイツで1939年に登場した時のタービンブレードの耐熱温度は700度。それが現在では耐熱合金や、ブレード内部に冷却機構を設けることで、耐熱温度がかつての2倍以上になっているのだが、外見も変わらないし、運用上の最たるコストである燃費が抑えられて…るのは、良いことなんだけど、ただ原理はそのままにして、耐熱温度を上げることに血道を上げてきた歴史であるように映像では描かれていた。確かにタービンブレードは、かつて無いほどタフになっているんだけどさ。ロールスロイスのしようとしてることってば、従来の延長線上でしかないわけで…やっぱりこれからの航空機開発も従来の技術の延長でしか適わないのかな?…しかしタービンブレードの一枚一枚に、無数に開ける冷却口を一つ一つレーザー加工で穴を開けて行くシーンは、何だか皮膚のシミ採り療法を見ているような気がした。いや、これはこれでコンピューター制御を駆使した精密工作機械で穴を開けているんだから、出来うる最高の品質を担保しつつ、同時にこの冷却穴によるブレードの性能は最高度の機密になるのだそうだ。


P.S…18・8・27…ここで取り上げたロボットスーツに絡んで…

ロボットスーツを装着した登山ネタ。

この時期の例年の日テレ系列の恒例の24時間番組。大いにマンネリしてるのが良い感じなんだけど…だから大して気にも留めて見ても居ないんだけど、今年はロボットスーツを利用した登山の企算画があったので、それをチェックしてみた。ほんの10分程度の放映時間だったので、録画はしていなかったのが惜しまれる…んだけど…内容的には以下のようなものだ。

これは筑波大の開発した登山仕様のHALの装着者が、事故によって下半身不随の身障者を背負って、ヨーロッパアルプスを目指すと言う内容。そんな登山仕様に使うロボットスーツと言っても、外見上はHALの筐体に背負子を取り付けただけのシンプルなものだ。

そんで結果的には、目的の頂上到達は中途で断念されたのだが、この企画は来年以降に是非とも持ち越して再チャレンジして欲しいところでもある。さて素人の俺にも、(?)と思う突っ込みどころが2-3点ほどあったので、列挙してみようと思う。この登山仕様のHALは、番組内でのナレーションではシステム自体の耐久テストをせずに、ぶっつけ本番だったらしい。そして結局、傾斜の急な登りの最中に動作が鈍くなって使用を中止した。それから身障者の人は、そのままソリに乗せて人力で頂上を目指したが、この人の低体温症と高山病特有の酸欠により中途で断念されたわけだ。この人…男性なのだが、背負ってもらうスタイルにも問題があったようだ。後ろから単に負ぶさることで肺が圧迫されて、高山の空気の薄さや、事故の後遺症による肺活量の低下などが相まって、この人の体力を削いでしまったように見えた。背中合わせで背負うスタイルにすれば、そういった問題は緩和できたかもしれないが、それでは上っている最中はずっと空と眼下の風景を眺めるだけだから、山の頂を見ながら上を目指すと言う山登りの醍醐味は味わえないか。それだったらバックミラーで見るとか云う小細工もアリかもしれないけど、テスト不足だったHALの登山仕様も含めて、改善の余地は大いにありである。

来年以降のことは良く判らないが、これを一度で途切れさせてしまったら、非常に勿体無いことである。ただこと「ロボットスーツ」に関して云えば、HALの介護やリハビリでの応用や、トヨタ自動車では独自開発したロボットスーツの製造現場での活用、アメリカでは当然ではあるが軍事転用というように、その実用化は秒読みの段階にあり、ペースupしているようだ。余談だが、この登山仕様のHALは、第10山岳師団という山部隊(←名前だけ)を抱える米陸軍のニーズに合うマシンに思えるが、耐久性など改善の余地は大いにありそうだ。ここで云う軍事転用はどうでも良いが、高所で傾斜がキツイような極限環境下で動作が可能なことは、そのマシンの信頼性にも繋がるので、大事なことだと思う。ちょっとこじつけ的だけど、追伸は以上ですかね…。














  1. 2006/07/13(木) 23:09:01|
  2. サイエンス
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