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今月は次世代旅客機ネタのオンパレード

 本日は、先日デビューしたてのC-X/P-Xに加えて、日本の航空産業界にとっても、大きな行事であるボーイング787のロールアウト式典がアメリカのシアトルでございました。
(↓ロールアウト当日のボーイング787)
ボーイング787

(↓ボーイング787のコックピット)
ボーイング787のコックピット

(↓ボーイング787の詳細は、ボーイングの次世代機を紹介した以下のURLを参照のこと)http://www.newairplane.com/
 このロールアウトの日取りはもちろん"787"に因むものですが、日本では"年月日"なので'07/07/08ですが、英語圏では"月日年"になるので07/08/07'ってことになるんですねぇ。もし日本でロールアウトが行われるならば、一月遅れで来月の8月7日ってことになりますね。ちなみに我が札幌市では、この日が七夕ってことになります。
 さてボーイング787ドリームライナーは、従来の中型クラスである757/767と777の一部を代替する次世代機として開発されていますが、日本の航空主要三大重工(M菱・K崎・F士)を含む分担シェア比率は、35%という過去最大の比率だそうで、一部の報道機関(マスゴミ)の表現では"純国産機"という触れ込みになっておりますが、まぁ個人的にはどうかと思うのですが、それは取り合えず置いて置いて…ベストセラーであるボーイング767の後継となる次世代モデルですから、技術的にも次世代旅客機のスタンダード・モデルとなるべく、C-X/P-Xより先進的なシステムを多数取り入れています。基本概念に大きな差異は無いですけれど、やっぱり新しいものに進化しているんですな。胴体や翼と言った主要部分は、ほとんど金属を使用しない複合材製です。機体の製造法はサイトのフラッシュメディアにも収録されていますが、プリプレグと呼ばれる接着剤が配合された炭素繊維複合材シートを積層させ、それを窯で焼き固めるという手法で軽く作られていますが、その発想は竹などで出来た骨組みの表面にぺたぺたと紙を貼り付けて行くペーパークラフトに似ているかもしれませんね。こうして作られた主要コンポーネントを従来通りのリベットなどで組み合わせるんですが、それでもオール金属製に比べれば、重量や耐腐食性の面で格段の進歩でしょう。プラスティックを含む軽量で丈夫な複合材料の適用が、軍用機を中心とした小型軽量な機体で進んでいますが、その代表例は主翼を炭素繊維複合材で一体成型したF-2支援戦闘機でしょう。かつては実物大のプラモデルなんて揶揄されたこともありましたが、今はその基本技術の高さが評価されて、今回はより大規模に適用されることになり、ボーイング787の機体製造の根幹技術として採用されているんですね。しかもこの炭素繊維複合材の材料は、日本の繊維企業が独占供給するというもの。他にもコックピットの液晶ディスプレイ、タイヤ、ギャレーなど内装も日本製が多く採用されていますが、日本も技術的な底力を挙げて、縁の下の力持ちから、少しずつ日の当たる場所に這い上がって来たってことですかね?。当然、このボーイング787開発に参加しているM菱重工が計画中のMRJにも、機体の製造方法や搭載機器などへ技術的なフィードバックが多分にあるでしょうから、MRJが実現すれば、生まれは日米の違いがあるとはいえ、同じ血の通った兄弟関係となるんですね。まぁ飛行機開発は、多国間に跨るのが通例になってますから、中身は混血児です。私見としては、これが民間機開発だけでなく、防衛分野にも早く適応されることを願うばかりですね。

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  1. 2007/07/09(月) 21:54:58|
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