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最近のロボットと飛行機のお話

 グーたら管理人のオイラのせいで、月記にもなってないこのブログ。少しはサイトの鮮度を維持するためにも、何かしらんネタをアップしないと…はい…意志薄弱で無責任なオイラですが、無責任と言えば、日本のお役所連中もそんな輩の巣窟(←強引な結びつけ…)ですが、この国の将来は、一体、どうなるんだぁ~~!?…というのは、年金をロクに払ってないオイラには、言う資格は無いかもしれませんけど(←前置き長いな…)、最近のオイラの感性アンテナにビビっときたニュースに関して言えば、技術社会に対する将来像が少しでも垣間見える気がしますが…。

一つ目のニュース…
フランス・ルブルージェ空港で隔年開催される恒例の第47回パリ航空ショーで、三菱重工が三菱リージョナル・ジェット(MRJ)の胴体モックアップ展示。(2007年6月11日発表)
http://www.mrj-japan.com/
(↑MRJのサイトはこちら…)
http://www.aviationnews.jp/cat6219815/index.html
(↑MRJを含む航空関連のニュースはこちら…)
三菱リージョナル・ジェット(MRJ)モックアップ

 三菱重工は、今回のパリ航空ショーで、日本企業としては初めて、直径2.9mの前部胴体の実物大模型を、会場にわざわざ持ち込んで展示したそうです。これまで何事にも消極的だった日本の航空機製造メーカーが一皮剥けたって感じでしょうかね?。でもまだ開発移行が本決まりってわけじゃないそうで、このまま立ち消えになる可能性もありますわって状態なんですなぁ。頑張って日の目を見て欲しいという期待感と、飛行機は出来ても売れないんじゃないのか?、巷で言われるYS-11の轍を踏むんじゃないのかという懸念がない交ぜですね。だからこそ慎重に伸張を重ねるように、開発段階への移行が未だに本決まりになっていないんですけれども。
三菱リージョナル・ジェット(MRJ)

 MRJの概略…70-90席級の双発機で、主翼をボーイング787と同じ炭素繊維複合材製にする他、機体重量の30%を複合材製にして軽量化を図り、新しいジェットエンジンや、空力的な改善で従来機比で20%の燃費低減を狙っている…とか何とか…。日本は昔からエンジン関係が弱いので、外国に頼らなければならないのは、従前と変わりませんが、機体の製造技術に関して言えば、胴体や主翼を炭素繊維複合材を張り重ねて形を作り、それを窯で焼き固める一体形成技術は、日本に一日の長があるようで、ボーイング787ドリームライナー製造に参画する日本企業のキーテクノロジーの1つであり、MRJの軽量化にも存分に適用されるんだろうと思うけど、実は国産旅客機とは言っても、ネジの1つに至るまで総てが日本製ってわけじゃないんですなこれが…伝わる話では、市場調査にはボーイング。操縦席にはボーイング787と同じクラスのアビオニクス機器の搭載を目指し、ロックウェル・コリンズと交渉中。アフターサービスはスウェーデンのサーブがという風に、日本の三菱重工を首班にして、徐々に国際的な体制は構築されているようですが、まだ道半ばな様子。外見はJAPANブランドだけど、中身の部品は多国籍ってのは、電化製品などでは顕著ですね。ま、電化製品以上に部品点数が必要とされる航空機は、それだけ裾野が広いってことは、より国際的な力が必要ってことでしょう。
三菱リージョナル・ジェット(MRJ)
三菱リージョナル・ジェット(MRJ)

 これはオイラの勝手な素人判断ですが、MRJは技術的に三菱がお手伝いするボーイング787とベーステクノロジーは同じで、機体規模をダウンスケールした程度の印象しか持ってないんすが、技術的には次世代の標準になるであろうボーイング787と遜色ないレベルには仕上がると思うので、品質的には世界的に通じるものが出来るでしょう…けどね。旅客機は軍用機とは違って、アフターサービスがカスタマーに売った分だけ、世界中に必要になりますからね…そのコストは現時点で開発予算として見積もられている1200億を軽く超えるでしょうな。
三菱リージョナル・ジェット(MRJ)

 飛行機大好きなオイラではありますし、日本から世界に打って出る航空機の雄姿もぜひとも見たいんですけどね…にしても日本の航空業界は、世界的にも弱小集団の集まりの感が強いんですがね。そんな連中で世界の荒波を乗り越えられんのか?…と余計な心配が募るんですが。
 ロクに企業再編も進んでいない日本の航空業界では、ここ数年、日本の航空業界には、それなりにニュースが続いていたんですが、それでも世界的には、まだまだマイナーなプレイヤーに過ぎないんですけれど…そんな奴らがボーイング787のお手伝いをしつつ、US-2、P-X、C-X(防衛省主導計画の民間転用)、MRJ(経産省と三菱の官民協業)と4つもプロダクトを抱えちゃって…民間機転用が技術的に容易なP-XとMRJなら1つに出来た…P-X開発当初に、経済産業省はMRJの前身…とオイラが解釈している…YS-Xと統合しようとしたらしいんですが、ご破算になり、日本の航空機業界は企業が整理されず、未だにプロジェクト繚乱の状態にあります。全く限られたリソースのムダ使いのような気もするんですがね。いや、P-X/C-Xのプロジェクトにも、主契約社の川崎重工だけでは開発陣が足りず、三菱重工のバックアップがあったということですから、P-X/C-Xの開発が一段落した現在なら、MRJにも取り掛かれるという状況もあるんでしょうけど…まぁ、国内の防衛需要に安住していて業界再編が進まないなら、日本の航空防衛企業の雄である三菱重工を旗頭に、わざわざ競争の激しい民間機市場に打って出ることは、日本の航空防衛業界再編の良い切っ掛けになるのかもしれません。
 この話はパラサイトなオイラの将来にも通じるかもしれないのです。強引なつながりですが、今の交通誘導員から、航空機製造業の季節労働者にステップアップ(?)を考えているオイラには、この業界の動向に目が離せません(←大嘘…)

 二つ目…川田工業が新しいヒューマノイド・ロボットを発表。(2007年6月21日発表)
http://www.kawada.co.jp/mechs/mk-II/index.html
(↑川田工業のプロメテMk-Ⅱの紹介ページ)
http://www.kawada.co.jp/mechs/mk-II/pdf/pressrelease_070621.pdf
(↑川田工業のプロメテMk-Ⅱの詳細PDF文書)
HRP-3の中腰姿勢

(↑HRP-3プロメテMk.Ⅱ)
 えーと、これは著名なメカデザイナーの出渕裕氏の手になるデザインなんですがね…前作の初代・1stプロメテ登場から5年近く経過していますが、見た目の変化はあんまり無いですね。感動も無いです…何だか前作同様のアンバランスなデザインは相変わらずのようですね。個人的にはホンダのASIMOが好みかな。ただ生活防水機能や、歩行機能は滑りやすい路面での歩行が可能になったとか、このプロメテMk-2の紹介ページにあるPDF文書を見れば、プロメテ1stに比べて機能面では断然upしている(例えば全身の関節自由度が12度追加されて合計42自由度になったとか)、確実に進歩してはいるようですが、例えば関節組込みモーターが増えると、それだけ全体のバランス協調制御やら機構の複雑さも増すんですが、モーターが少しくらい逝かれたところで、他の関節でバックアップ出来るから冗長性も増すような気もするんですが、わざと過酷な条件下での耐久力テストなんかもしているんでしょうか?。そこら辺りは良くわかりませんけども、昨今のロボット開発も回数を重ねているせいか、以前ほど感情的に高ぶるようなニュースには巡り会えていませんね。
電動工具を構えるHRP-3

(↑HRP-3プロメテMk.Ⅱのキメポーズ)
 上の写真はパトレイバーばりに電動ドリルをびしっと構えて見せるHRP-3です。オイラ的にはあんまりねぇ…
HRP-3の遠隔操作ステーション

(↑HRP-3プロメテMk.Ⅱの遠隔コクピット)
 上の写真は遠隔操作コンソール。コンソール・スクリーンと、マニュピレーター用のマスターマニュピレーターという組み合わせのシンプルなデザインですが、これ以上の小型化は無理なんですかねぇ?…例えばDSやPSPのような携帯ゲーム端末でも、遠隔操作はある程度期待できそうですが、やはり腕を動かしたりするのは、専用のマスターマニュピレーターもしくは、ジョイスティックが必要になりますから、限界がありますかね?。
HRP-3P

(↑プロメテMk-ⅡのベースになったHRP-3P)
 こっちの方がロボット的に現実的な"絵"になるデザインのような気がするとですよ。やっぱオイラ的に出渕デザインは、アニメの中だけの存在…もしくはプラモデルのイメージでしかないんですね。だから実際に現れてみると、興醒めしてしまうというか、このヒューマノイド・ロボット開発に、バンダイのような玩具メーカーが加わって、実稼動するリアルロボット・モデルを作れば、それなりにマーケットはあるように思うんですがね。1stガンダモの1/20シャアザクやらを、わざわざ世に送り出したくらいですから。オイラを含めた世間は、ガンダモに新しい息吹を求めています。実際に動くモビルスーツは無理としても、動けない、ポーズを取ることがせいぜいの模型が、ロボットの駆動機構を組み込まれて、本格的に動き出すとしたら…それはそれでメカデザイン的にも、シュチエーション的にも激萌え間違いなしだと思うんですが、テクノロジー的にも、マーケット的にも、十分に実現可能だと思うんですが…やってみる気はないんでしょか?…。

ヒューマノイド・ロボット開発に執心な日本勢に対し、アメリカで陸軍向けに開発されているものは、負傷兵の救出搬送用のものです。
http://www.vecnarobotics.com/robotics/index.shtml(↑開発元のヴェンカ・ロボティクス社のサイト)
BEAR(Battlefield Extraction and Retrieval Robot)

BEAR(Battlefield Extraction and Retrieval Robot)

兵士を抱くBEAR

(↑米軍が開発中の戦場救護ロボット)
 これらは開発中のため、単なるCGモデルなんですけれどね…サイトには原型機の写真もあります…機構だけ見れば、二重の無限軌道を組み合わせた移動システムを用いている。見慣れた二足歩行の日本製ヒューマノイドより斬新に見えてしまんですなこれが…いや、これはこれで好きですが、ロボットは本来、移動形態に拘らないもんですから、様々なタイプが試行錯誤されることは、好いことですよね。実現できるかどうかは、未知数ですけれどね…。

閑話休題…
 さて方々で議論されていることですけれど、昨今のヒューマノイド・ロボットは、それなりのボディが出来つつあります。だたしそのソフトたる自律能力は、まだボディの制御だけで、精一杯のようなレベルでしょうか。まだロボットが、ターミネーターのように、単独で高度なロボット兵士になることは、当分難しいでしょう。
 将来的にロボット技術がどんな歩兵システムに適応されるかな…と考えてみましたら、①ロボットスーツ、②ロボット(アンドロイド)兵士、③サイボーグ(人機一体の代物)の3つくらいが妥当な将来の選択肢でしょう。というか、現時点で見えている方向性でしか、この先も収斂するしかなさそうな気がします。
 中長期的なスパン(これから20年から30年後…四半世紀くらい)で見た場合、技術的な難易度から言えば、①・②・③の順位と同じく、○・△・×って感じでしょう。信号機の青・黄・赤のシグナルと似たようなもんどぇす。
 ①のロボットスーツは、筑波大学のHALなどに見られるように、すでに技術的に実現されているもの。将来的に歩兵向けのロボットスーツの開発が本格化すれば、歩兵が12.7mmなど重機関銃を持ちながら、行進間射撃(相対移動しながら敵に命中弾を浴びせる)も可能になるでしょう。その効果と実現性から◎でもいいかもしれません。
 ②のロボット(アンドロイド)兵士ですが、今のロボットのハード的なものより、遠隔操作レベルに止まってしまっているソフト面の制約が大きいでしょうね。まぁインターフェイスなどの組み合わせで、人間の培ったノウハウをコンピューターに学習させることが出来れば何とかなるかもしれませんが…その点を克服しないと、△印が、×印にもなる気がしますね。
 ③のサイボーグですが、人工心臓など部分的な置換用の人工臓器や、ロボット技術を組み合わせた義手や義足システムが実現されていますが、それらの機能レベルから言えば、人体を総て置き換えることは、現時点では不可能だし、四半世紀後の見通しというのも…あまり立ちそうにありません。四半世紀後というと年代的には、"攻殻機動隊"の設定年次ですが、それまでには"義体"のようなオール・サイボーグってのは、難しそうですね。さて部分的には、人体とコンピューターを直接接続させる技術は、すでにあるので、これを叩き台にした脳-コンピューター・インターフェイス、攻殻で言う"電脳"技術は実現可能でしょうなぁ。義体のようなオールサイボーグは無理としても、控え目に見積もっても、ロボットスーツと組み合わせ、現在は皮膚から神経電流を読み取るインターフェイスを、直接、脳の神経系とコネクトさせることで、より早く積極的に神経電流を読み取り、ロボットの動作反応速度を向上させる。云わば、ガンダモ世界で言うニュータイプ仕様機みたいなロボットスーツも出来るかもしれませんな。そんなロボットスーツが出来たらば、是非ともお目にかかりたいもんです。






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  1. 2007/06/24(日) 00:00:00|
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