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中国がASAT(対衛星攻撃)試験を実施したとさ…

2007/1/17日版のAviation week&space technologyによると…http://www.aviationnow.com/avnow/news/channel_awst_story.jsp?id=news/CHI01177.xml←アビエーションウィークの元記事。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200701191525←テクノバーンの関連記事。
中国が弾道ミサイルを使用した衛星攻撃試験を行ったそうです。高度約850kmの軌道にある旧式の気象衛星目掛けて弾道ミサイルに備えたKE(キネティックエナジー)弾頭を衝突させたそうです。KE弾頭とは日本の技本が2006年12月にテストの模様を発表したものと同様のもんです。
http://duskman.blog59.fc2.com/blog-entry-15.html←つくづく手前味噌でアレですけど、このブログでのKE弾頭試験の紹介。
これは明らかに日米が共同開発するミサイル防衛(MD)計画に対する中国側の対抗実験といえるんですが…日米配備するMDシステムの仮想敵に関して言うと、何時崩壊するとも言えぬ北朝鮮より、中国に関する動向にどうしても注意が集中するわけで…宇宙空間に無駄なゴミをばら撒くなよと思ったりするわけです。今の世界にはプラネテスのようなデブリ回収業は無いんですから…中国が今回テストに成功したレベルの実験は、米国では1985年に行われていたそうです。衛星攻撃の手段としては、レーザーや電磁波を用いた各種エネルギービーム兵器、軌道上で核弾頭を爆発させてEMPを発生させて電子機器を焼き切る方法などがありますが…物体と物体を衝突させる方法は、一番ゴミが発生させる可能性が高いのです。何より衝突の衝撃で宇宙空間に広がるゴミの量が、エナジー兵器だけであれば、破壊された衛星の分だけですが、これにKE弾頭が加わればその分だけ増えますから。宇宙軌道環境の悪影響も余計あるんじゃないかと。ちなみに中国や米国は、地上から弱い出力のレーザーを衛星に照射して、衛星の電子機器…主に電子光学機器だろう…を破壊するソフトキル攻撃の手法が確立されています。日本では天体観測時に大気中にレーザーを照射して、空気中の塵などを蒸発させ、焦点をすっきりさせるという手法がありますが、その目標が衛星に代われば、瞬時に攻撃手段になるわけですね。同じように日米で共同開発しているMDも到達高度に限界…当初目標数値は高度100km…はありますが、衛星を攻撃することも出来るわけで。開発の念頭に置く当初目的以外にも、こんなことにも利用できるよと言う方法が色々想像ですきます。しかしどちらにせよ、中国も現在日米がMDで研究しているKEシステムに対抗するためにKEシステムを念頭に置き始めたのならば、こちらもそれより一歩進めたエナジーウェポン(ジャンボ機を改造した空中レーザー砲台AL-1システムなど)の開発を促進することになるのでしょう。過去のSDI計画の残滓がそのまま中国に向けられることになるんでしょうか。

…追記…

この実験で発生したスペースデブリは、大小合わせて200万個だそうです。おい、この後の後始末…掃除を如何するんだよと…他の衛星がデブリに衝突してクラッシュが連鎖するケスラー・シンドロームにならないだろうな?…。

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  1. 2007/01/20(土) 11:11:11|
  2. ミリタリー
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