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自分、こんな本を読んでます…その2

日に日に増して暇を持て余しているミン・ツーシェでございます。さて今日は近所の本屋で定期購読している軍事研究の最新号(2007年2月号)を仕入れてまいりました。札幌は本州より2日遅れなので、やっぱりタイムリーな反応とはいきませんが…内容を掻い摘んでみましょう。
http://gunken.jp/blog/←軍事研究のサイト
軍事研究2007年2月号

↑軍事研究2007年2月号の写真。
この雑誌に関する印象と言うと、それぞれの分野の専門誌(航空・艦船・陸上)に比べると発売時期が2週間ほど遅いくせに、内容情報の鮮度に欠ける面があり、その書き方には違和感もあるのですが、それでも尚、わが道を行くという雑誌のスタイルを変えないところは個人的に買っています。
さてこの号の巻頭グラビアには米海軍の次世代計画に倣った…というかパクッタ…としか良い用の無い御仏蘭西海軍の次世代艦船の写真が幾つか載っていましたが、例えばメーカーと海軍が2020年代のステルス艦船として計画していると言うスウォードシップとは、米海軍のズムウォルト級DDXにトリマラン船体を取り入れたようなイメージです。多分、現段階では単なるイメージだろうと思うけれど、ズムウォルトが先鞭を付けたタンプルホームのデザインは、次世代の戦闘艦艇の基本形として受け入れられつつあるのかなと思ってみたりします。同じページには、次世代用のオペレーターステーションや指揮センターのコンセプトが掲載されていましたが、壁一面を高精細なフルカラー表示スクリーンにして、オペレーターの椅子とコンソールスクリーンを一体化したデザインでしたが、これに似たようなデザインはアニメなどにも散見されるものですが、これを見ると現実も空想世界のアニメデザインに追いついてきたと言うか、これ以上のデザイン的な進化も頭打ちになってしまうのかなと思ってみたり…ちょっと複雑です。ドキドキするようなデザインとか、アイデアへの出会いが欲しい今日この頃です。新型空母PA2型のイメージは、英海軍の新型空母と同じ双子艦橋を持つ形式ですけれど、米海軍では過去に艦橋をど真ん中に持ってきて、その両サイドに斜め飛行甲板を持ってくるというデザインがあったんですが、ああ言うちょっとした趣向を凝らした空母もあって良いと思うんですが、そう云うのはどちらかと言うと、空母に関する新機軸を次々と生み出した西欧海軍(特に英海軍)にもっと発揮してもらいたいところです。水中の潜水艦から頭上をうるさく飛び回る敵の対潜航空機に対する反撃手段として格闘戦用のミサイルであるMICAの水中発射型のイメージが載せられていましたが、この分野では米国でもAIM-9Xサイドワインダーの垂直発射型もテストされたり、ドイツ主導ではIRIS-Tを転用したIDASと呼ばれるシステムを開発しているようなので、将来的には海上自衛隊の潜水艦もこの類の対空ミサイルシステムを擁するようになるのでしょうが、そもそも潜水艦が哨戒機に対して反撃した時点で、自分の位置を暴露するようなものですから、このようなミサイルをキャプター機雷のように予め敷設させるとか、行動を共にする無人潜航艇に搭載するとか、とにかく要である潜水艦の身を護るシステムとしては、自分から積極的に使うべき攻撃オプションではないでしょう。もし自分の位置を露呈させてしまえば、あっという間に敵の対潜航空機が群がってくる間に、水中を行く潜水艦が移動できる距離などは、たかが知れているわけですから。この手の対空ミサイルを用いた実力行使をしてしまった後では、逃げ場は無いでしょう。自己位置露呈で逃げることが難しくなるというのでは、使いどころを選ぶ兵器となるのは想像に難くありません。

欧州の無人航空機の特集がありましたが、この分野に関して言うと、中身はともかく、米国製に比べれば西欧の機体の方がバリエーションに富んでいるようです。そりゃ開発メーカーがアメリカに比べれば多いですから、それだけアイデアも多くなると思うのですが、翻って日本の場合は、もう少しこの分野に注力しても良いのではと思ってみたり。確かに空中発射式の無人機をベースに着陸機能を付加した改良計画が防衛省の技術研究本部で行われていますが、この分野では日本はさほど他国に遅れを取らないような気もするのですが、果たして実機製作に移行するか現段階では不透明なATD-X(心神)をいっそのこと無人の実験機として製作してみるのも手ではと思ってみたりしました。

他にも次世代の水上艦艇の特集を行っていました。DD-1000ズムウォルトを頂点に各国の個性的な艦の比較がなされていました。それで日本からの登場はあたご級イージス護衛艦だけでしたが、計画段階とは言え、DD19も加えて欲しかったなと言う印象があります。比較するとDD19は諸外国の主要艦に比べるとミサイルなどの搭載数が少ないので、打撃力では劣るでしょうし、ステルスデザインという点でもズムウォルトクラスには比べるべくもありません。いや、比較する方が可哀想と言うものでしょうか。艦橋と後部格納庫上の前後にレーダーパネルを分散配置させるなどそのデザインは、遅れてきたアーレイバーグ級といった印象を受けますね。その大人しい外面ではなく、内部に秘められた戦闘能力のポテンシャルが一体どの程度なのか…弾頭ミサイル迎撃に当たるイージス護衛艦を護衛するミニイージス護衛艦であるDD19ですが、一時はSPY-1Fになると見られていたレーダーシステムも当初見込みのFCS-3回改型に落ち着いたようですが、主要武器のミサイルは当初計画にあったSM-2ミサイルの搭載は予算面から難しいようでESSMのみのようです。無論、SM-2は搭載可能でしょうが。イージス艦に弾道ミサイル迎撃用のSM-3シリーズを搭載する関係で、イージス艦に搭載できなくなった艦隊防空用のSM-2をDD19に振り分けるという選択も可能でしょう。しかし品質はある程度確保されているようなので、後は艦隊の数という問題になりますが、果たしてこの19DDは何隻建造されるのか?…一説では4隻という話もあるので、これでは海上自衛隊の艦隊戦力維持もままなりませんが、西側諸国が艦艇の更新に励む中で、韓国と中国の増強は日本以上に海軍戦力の増強に勤しんでいますから、日本も日米同盟があるからと言って安泰と言うわけでもないでしょう。

他にも色々な記事があったのですが、まだ読み足りないので割愛するとして、巻末にロシア軍のこれからだとか、北方領土絡みの話がありました。北海道民の端くれとして少しだけ興味を持ちました。ロシア軍関連の記事では、ロシアの軍備が再び増加局面に入っているとありました。これは凋落して兵器更新もままならなかったロシア軍が、昨今の原油高で財源に余裕のある今のうちに、少々無理しているという分析でしたが、妥当な意見だと思いたいですね。中国とこれ以上連帯を強化して日米同盟に拮抗されても困りますからね。さて北方領土の記事に関してですが、我が北海道は都合上、冷戦時代から続く北方領土の絡みで、ロシアの動静がローカル版のニュースとして取り上げられることが多いのですが、それは韓国と海峡を挟む対馬や、台湾・中国と海を挟むオキナワなどのローカルネットでもそうだと思うのですが(←あくまでも個人的な想像です)、全国ネットでは取り上げられないそれらの隣国絡みの小さな話題に接する機会が内地の人たちに比べれば若干多いかもしれません。かと言って自分は北方領土の返還に関して大した思い入れもありません。別に北方領土なんて返還されてきたところで、日本の縄張りが少し増えるくらいにしか思えません。それより大事なのは日本がこれ以上、隣国に現有する縄張りを踏み躙られないようにすることが肝要なんですから。そこでふと思ったのは、日本人自体が減少局面に入っている現在では、社会的な活力もそうですが、逆に人口増大の局面にある民族グループが近くにあれば、その民族集団からの人口流入を含めた様々な圧力があるだろうということです。それが今の中国と日本の緊張になっているのかなと思ったり…その頭数の相関関係が、一方的な民族の消滅や併合、もっと緩やかなレベルでの和合など様々な段階があるわけですが、結果として起こるのは民族同士の交雑・混血の誕生です。現在の北方領土に居留するロシア人は僅かです。この程度の数であれば、こちらは多勢ですから呑み込むのも容易いかもしれません。日本人が新しく入植して現地のロシア人全員と関係を持ったとしても、次の世代には新しいハーフの子供たちが出来るわけです。ただし今の日本人の不甲斐無さから考えると…ロシア人男性×日本人女性はともかく、ロシア人女性を日本人男性が性的に満足させることが出来るかと言えば…(?)でしょうか。こんな理由から日本民族が、ロシア民族を北方領土のようなごく限られたエリアにおいても呑み込むことは難しいのではないかと想像しました。そう云う点では、何事にもがつがつしている今の中国人の方に分があるでしょうかね。ただし中国も2030年代には、日本と同じように人口減少の局面に入るそうなので、今のうちという声もあるようです。その後はインドが人口世界一の栄冠を手にするのだと予測されていますね。だから稼げるうちに何事もやっちまおうという中国の姿勢が、日本も含む世界中からの顰蹙を買っているのでしょう。そんな中国の姿勢がオキナワの南西方向・東シナ海の資源採掘で如実に現れてるわけですし、同じ資源絡みでは我が北海道のさらに北方では…日本企業も出資していたサハリン2で、良いところまで出来た設備をロシア側に分捕られましたから。美味しいところで、鳶に油揚げを攫われたというところでしょうか。もう少し日本人も狡猾になれないものかと思うんですが…現代のお人好な日本人も、次世代の日本人には、仇にしかならないような気がします。そんな鬱憤を、北方領土を日本人とロシア人のハーレムにすることで発散出来ないかという観点から妄想してみたのですが、否定的な結論に至るにつれて余計に鬱憤が溜まっちゃいましたね。
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  1. 2007/01/14(日) 22:22:22|
  2. ミリタリー
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