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日本のミサイル防衛(MD)について…

お蔭様で我が日本酷は、DPRK国の弾道ミサイルの脅威により、米国様の主導するミサイル防衛(Missile Defence)計画にまんまと填まり、徐々に泥沼に引きずり込まれているわけでございますが…まだドロドロってわけでもないと思うけど…このMD兵器体系が現代の大艦巨砲主義の産物にならなければとせつに祈る次第でございます。
 さて日本もそのミサイル防衛の研究開発では一翼を担っていますが、今月の技術研究本部のトピックスにもその研究開発の進展状況がupされていました。今回は日本の計画しているMD兵器体系の主力を担う次世代型SM-3に搭載される直撃式キネティック弾頭のDACSと呼ばれるスラスター試験の模様ですが、下の写真はそこからパクッた写真れす。リンク先では映像もあるので詳しい模様はそちらを参照にしていただくとして…流れ的には架台から垂直に空中に飛び出して、空中ではスライド・ホバリング・首振り・軸を45度に保持した状態での機動などを披露していました。4方向にブラストを吹き上げて弾体のバランスを取るメインスラスタやサブスラスターの炎の微調整の様が撮影されています。
http://www.jda-trdi.go.jp/topics.html

DACS 跳躍直前

DACS 空中に跳躍

DACS 空中のスライド移動

DACS 空中で45度中心軸回転

 この手合いのキネティック弾頭システムは、アメリカではスターウォーズ計画の産物として90年代初頭には試験には成功していたのですが、それに15年遅れで日本は同様のシステムの実験に成功したのですが、まぁ必要が無かったので開発してこなかったわけですねぇ。時代は変わったもんです。しかしリンク先の映像に出てくるDACSのスラスターの動きには、惚れ惚れするように見蕩れてしまうんですが、それでも100%の命中阻止率は実現不可能です。要は100%にどれだけ近づけるかなんですが、素人の自分には未知数です。さてこのサイドスラスターは、低軌道とは言え、空気の無い大気圏外で作動するために、機動制御には空力フィンなどではなく、小型ロケットシステムを内蔵しているのですが、ロケットは推力調整の容易な液体式と思われ…固体式だと構造は簡単で安上がりですが、燃え尽きるまで出力調整が効かないので、出来ることはミサイルの方向を変えることくらいです。それには、以下のようなノズルに内蔵されたフィンを使ってロケットブラストを制御するスラストコントロールが可能です。下は短射程空対空ミサイルAIM-9Xサイドワインダー。
AIM-9Xの推力偏向装置

まぁ同じミサイルでも大気中で機動するサイドワインダーと、大気圏外で機動するキネティック弾頭では、環境条件が違うから同じモノにはなりませんけども…DACSの動きに魅せられたように、サイドワインダーのTVCにも同じようなフェチズムを感じてしまうのです。
http://www.jda-trdi.go.jp/topi1804.html#1
20061226001734.jpg

キネティック弾頭の他にも日米共同開発のアイテムは上のリンク先にあるクラムシェルや、
20061226001947.jpg

2段目のロケットモーター、
SM-3用赤外線画像センサー

弾頭の赤外線画像シーカー。これらのシステムがSM-3の次世代型ブロックⅡに組み込まれて実戦配備に入るのは少なくとも10年先ですかね。それなりに数が揃えば良いのですが…やっぱり最後は資金の問題になるでしょう。
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  1. 2006/12/26(火) 00:03:17|
  2. ミリタリー
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