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日米のロボット対決(?)…

いやぁ~更新する気があるんだか無いんだか俺は(=_=;)…毎度様でグーたらしております昨今…久々にネタが思いつきました。というかTV見てたら見つかりました…。
太鼓を叩くHRP-2

昨日のNHKのニュース21でT大の開発したと言うお手伝いロボットが登場しておりました…ベースは産学官共同で開発されていたHRP-2。上の太鼓を叩いている写真と、放映された映像の内容とは違うけど同じ研究室のロボット。過去にもコイツはデザインを出渕裕が担当したとか、作業現場を意識して人間と一緒になってボードを持って移動したりだとか、民謡の合わせて踊りの師匠が踊りの手本を見せた後にそれをリプレイしてみたりだとか、倒れた状態から起き上がってみたりだとか…このボディをベースに色んなことをさせてきた。そんな中での今回は家事労働。まぁこれはSF古来からの夢なんだけども、皿洗い・野菜の輪切り・掃除…の動作…これらはニュース映像の中で流されていただけのものなので、他にも可能な動作パターンは隠されているかもしれないけど、まぁ初歩的なのでこんなものだろうか?…以前に獲得した相手の動きを真似するという能力を生かして、映像の中でロボットは掃除にチャレンジするのだが、如何せん人の意図を認識して、ロボットが行動を起こすまでの処理時間が掛かる。動作も鈍い…皿洗いの時などは、濯いだ皿を傍らに置く時にキッチンの縁にぶつけてしまうなどぎこちなさで一杯だ。現状では粗さが目立つが、ただ出来るスキルが増えたことは、ロボットが一つ賢くなっているということだ。それはそれで喜ばしいことだが、開発者は10年後に本格的な家事手伝いロボットの実用化を念頭に置いていると言うのだが、現状では洗練されているとは謂いがたいが、家事に必要とされる基本的なスキルは、現時点で実現できているものの延長線上にあるので、開発者サイドの目論見も強ち絵空事とも片付けられないようだ。ハード的にはHRP-2として登場して以来、小規模な改造はあるかもしれないが、見た目の変化は皆無だ。今後のコンピューター以外のハード的な進化としては、電磁モーターが人工筋肉に置き換わるくらいであろうか。後はこのHRP-2にしろ、他のヒューマノイドにしろ出来ることをどんどん試して、その成果をソフトウェアとして積み上げていく…その研究開発スタンスをこのHRP-2は最初から貫いてきたようだ。今後ともこの方面には要注目である…ただこのロボットを開発したT大学の研究チームというのは、日本の最高学府という面子もあるのか、他の大学に比べて、どうにもお堅い印象がある…のは、筆者の勝手な印象だろうか?…そもそもT大のロボット開発の歴史は1960年代末期に遡るのだそうだ。それからほぼ40年。あと10年で念願の実用レベルの家庭向けお手伝いロボットが実現できるところまで来ているのだから、もし計画がこのまま順調に進捗すれば、登場してから半世紀で隆盛を誇るようになった今のコンピューターと同じことになる。なんか運命を感じるじゃないですか…ガンダモ並みのモビルスーツは無理だけど、無難なサイズの知能ロボットの開発がやっぱ現実の本命だろう。そもそもガンダモの世界ではMSがばかりで、人間サイズの知能ロボットは影も形も無いのだ…それってアンドロイドへの差別だよねと思うわけだ。だから俺はガンダモが嫌いになった一つの理由なのだが、現実の日本にはしんどいかもしれないが、今後ともこのロボット分野の世界最先端を走り続けて欲しいものだ。
 さて表題の日米のロボット対決…というわけでもないんだが、このような成果を見ると、日本のロボット開発もまんざら捨てたものではないと勇気付けられる。そんな日本のロボット開発のライバル・アメリカは、軍用利用とは言え、自動運転ロボットカーの大規模な実験を行っていたりする。これだって日本の研究機関が束になれば、やってやれないことは無いはずなのだが、車の自動運転に関してはアメリカの方が一日の長があるように、日本ではヒューマノイドの開発に偏執的なまでの情熱が注がれている。そして同じような外装型のロボットスーツは、米国ではご多分に漏れず軍事利用第一。日本では医療介護や各種作業などの民間利用が第一という感じで、米国=軍隊:日本=民間というスタイルで対を張っている。当分はこの日米間のロボット開発の競争原理は変わらないだろうが、これに何処の国がどれだけ関わってくるかが、楽しみであり、不安でもある…。なんせ後追い組の方が、先発チームが苦労して獲た成果をそれほど労せずして学び取れる後発の利があるからだ。

…追記…映画で描かれる未来のお手伝いロボットに関して…

クラシックなSFの大家であるアイザック・アシモフ原作が原典で、ウィル・スミスが主演の「I robot」(2004)にも多数のヒューマノイドロボットが登場していたが、主人公のバーさんが景品として当てた最新のヒューマノイドロボットは同じ家事作業をこなす効率ではHRP-2の数十倍から百倍の速度の包丁捌きを見せていた。ストーリーはロボットを管理する中央コンピューターがロボット三原則のうちの人間を保護するという第三項を拡大解釈し、争いごとばかり繰り返す人間たちを巷に溢れるロボットによって厳重な管理下に置こうとした。それに主人公は立ち向かうという話だけれど…そもそも現実のアメリカのロボット開発のほとんどが、国家的な犯罪行為である戦争へ赴く人間の代行品として進められているわけでして…それに今のパソコンでさえ、その動作は相当不安定なのに、制御系にそのコンピューター技術を用いるのだから…どうなるのだろうか?…ロボット犯罪が今まで一切ナシというこの映画にあるようなユートピアな状況は望むべくも無いのだろうか。まぁそこら辺は開発される過程で一緒に解決していかなければならない問題だろうね。
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  1. 2006/10/04(水) 21:45:54|
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