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今月は次世代旅客機ネタのオンパレード

 本日は、先日デビューしたてのC-X/P-Xに加えて、日本の航空産業界にとっても、大きな行事であるボーイング787のロールアウト式典がアメリカのシアトルでございました。
(↓ロールアウト当日のボーイング787)
ボーイング787

(↓ボーイング787のコックピット)
ボーイング787のコックピット

(↓ボーイング787の詳細は、ボーイングの次世代機を紹介した以下のURLを参照のこと)http://www.newairplane.com/
 このロールアウトの日取りはもちろん"787"に因むものですが、日本では"年月日"なので'07/07/08ですが、英語圏では"月日年"になるので07/08/07'ってことになるんですねぇ。もし日本でロールアウトが行われるならば、一月遅れで来月の8月7日ってことになりますね。ちなみに我が札幌市では、この日が七夕ってことになります。
 さてボーイング787ドリームライナーは、従来の中型クラスである757/767と777の一部を代替する次世代機として開発されていますが、日本の航空主要三大重工(M菱・K崎・F士)を含む分担シェア比率は、35%という過去最大の比率だそうで、一部の報道機関(マスゴミ)の表現では"純国産機"という触れ込みになっておりますが、まぁ個人的にはどうかと思うのですが、それは取り合えず置いて置いて…ベストセラーであるボーイング767の後継となる次世代モデルですから、技術的にも次世代旅客機のスタンダード・モデルとなるべく、C-X/P-Xより先進的なシステムを多数取り入れています。基本概念に大きな差異は無いですけれど、やっぱり新しいものに進化しているんですな。胴体や翼と言った主要部分は、ほとんど金属を使用しない複合材製です。機体の製造法はサイトのフラッシュメディアにも収録されていますが、プリプレグと呼ばれる接着剤が配合された炭素繊維複合材シートを積層させ、それを窯で焼き固めるという手法で軽く作られていますが、その発想は竹などで出来た骨組みの表面にぺたぺたと紙を貼り付けて行くペーパークラフトに似ているかもしれませんね。こうして作られた主要コンポーネントを従来通りのリベットなどで組み合わせるんですが、それでもオール金属製に比べれば、重量や耐腐食性の面で格段の進歩でしょう。プラスティックを含む軽量で丈夫な複合材料の適用が、軍用機を中心とした小型軽量な機体で進んでいますが、その代表例は主翼を炭素繊維複合材で一体成型したF-2支援戦闘機でしょう。かつては実物大のプラモデルなんて揶揄されたこともありましたが、今はその基本技術の高さが評価されて、今回はより大規模に適用されることになり、ボーイング787の機体製造の根幹技術として採用されているんですね。しかもこの炭素繊維複合材の材料は、日本の繊維企業が独占供給するというもの。他にもコックピットの液晶ディスプレイ、タイヤ、ギャレーなど内装も日本製が多く採用されていますが、日本も技術的な底力を挙げて、縁の下の力持ちから、少しずつ日の当たる場所に這い上がって来たってことですかね?。当然、このボーイング787開発に参加しているM菱重工が計画中のMRJにも、機体の製造方法や搭載機器などへ技術的なフィードバックが多分にあるでしょうから、MRJが実現すれば、生まれは日米の違いがあるとはいえ、同じ血の通った兄弟関係となるんですね。まぁ飛行機開発は、多国間に跨るのが通例になってますから、中身は混血児です。私見としては、これが民間機開発だけでなく、防衛分野にも早く適応されることを願うばかりですね。

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  1. 2007/07/09(月) 21:54:58|
  2. サイエンス

最近のロボットと飛行機のお話

 グーたら管理人のオイラのせいで、月記にもなってないこのブログ。少しはサイトの鮮度を維持するためにも、何かしらんネタをアップしないと…はい…意志薄弱で無責任なオイラですが、無責任と言えば、日本のお役所連中もそんな輩の巣窟(←強引な結びつけ…)ですが、この国の将来は、一体、どうなるんだぁ~~!?…というのは、年金をロクに払ってないオイラには、言う資格は無いかもしれませんけど(←前置き長いな…)、最近のオイラの感性アンテナにビビっときたニュースに関して言えば、技術社会に対する将来像が少しでも垣間見える気がしますが…。

一つ目のニュース…
フランス・ルブルージェ空港で隔年開催される恒例の第47回パリ航空ショーで、三菱重工が三菱リージョナル・ジェット(MRJ)の胴体モックアップ展示。(2007年6月11日発表)
http://www.mrj-japan.com/
(↑MRJのサイトはこちら…)
http://www.aviationnews.jp/cat6219815/index.html
(↑MRJを含む航空関連のニュースはこちら…)
三菱リージョナル・ジェット(MRJ)モックアップ

 三菱重工は、今回のパリ航空ショーで、日本企業としては初めて、直径2.9mの前部胴体の実物大模型を、会場にわざわざ持ち込んで展示したそうです。これまで何事にも消極的だった日本の航空機製造メーカーが一皮剥けたって感じでしょうかね?。でもまだ開発移行が本決まりってわけじゃないそうで、このまま立ち消えになる可能性もありますわって状態なんですなぁ。頑張って日の目を見て欲しいという期待感と、飛行機は出来ても売れないんじゃないのか?、巷で言われるYS-11の轍を踏むんじゃないのかという懸念がない交ぜですね。だからこそ慎重に伸張を重ねるように、開発段階への移行が未だに本決まりになっていないんですけれども。
三菱リージョナル・ジェット(MRJ)

 MRJの概略…70-90席級の双発機で、主翼をボーイング787と同じ炭素繊維複合材製にする他、機体重量の30%を複合材製にして軽量化を図り、新しいジェットエンジンや、空力的な改善で従来機比で20%の燃費低減を狙っている…とか何とか…。日本は昔からエンジン関係が弱いので、外国に頼らなければならないのは、従前と変わりませんが、機体の製造技術に関して言えば、胴体や主翼を炭素繊維複合材を張り重ねて形を作り、それを窯で焼き固める一体形成技術は、日本に一日の長があるようで、ボーイング787ドリームライナー製造に参画する日本企業のキーテクノロジーの1つであり、MRJの軽量化にも存分に適用されるんだろうと思うけど、実は国産旅客機とは言っても、ネジの1つに至るまで総てが日本製ってわけじゃないんですなこれが…伝わる話では、市場調査にはボーイング。操縦席にはボーイング787と同じクラスのアビオニクス機器の搭載を目指し、ロックウェル・コリンズと交渉中。アフターサービスはスウェーデンのサーブがという風に、日本の三菱重工を首班にして、徐々に国際的な体制は構築されているようですが、まだ道半ばな様子。外見はJAPANブランドだけど、中身の部品は多国籍ってのは、電化製品などでは顕著ですね。ま、電化製品以上に部品点数が必要とされる航空機は、それだけ裾野が広いってことは、より国際的な力が必要ってことでしょう。
三菱リージョナル・ジェット(MRJ)
三菱リージョナル・ジェット(MRJ)

 これはオイラの勝手な素人判断ですが、MRJは技術的に三菱がお手伝いするボーイング787とベーステクノロジーは同じで、機体規模をダウンスケールした程度の印象しか持ってないんすが、技術的には次世代の標準になるであろうボーイング787と遜色ないレベルには仕上がると思うので、品質的には世界的に通じるものが出来るでしょう…けどね。旅客機は軍用機とは違って、アフターサービスがカスタマーに売った分だけ、世界中に必要になりますからね…そのコストは現時点で開発予算として見積もられている1200億を軽く超えるでしょうな。
三菱リージョナル・ジェット(MRJ)

 飛行機大好きなオイラではありますし、日本から世界に打って出る航空機の雄姿もぜひとも見たいんですけどね…にしても日本の航空業界は、世界的にも弱小集団の集まりの感が強いんですがね。そんな連中で世界の荒波を乗り越えられんのか?…と余計な心配が募るんですが。
 ロクに企業再編も進んでいない日本の航空業界では、ここ数年、日本の航空業界には、それなりにニュースが続いていたんですが、それでも世界的には、まだまだマイナーなプレイヤーに過ぎないんですけれど…そんな奴らがボーイング787のお手伝いをしつつ、US-2、P-X、C-X(防衛省主導計画の民間転用)、MRJ(経産省と三菱の官民協業)と4つもプロダクトを抱えちゃって…民間機転用が技術的に容易なP-XとMRJなら1つに出来た…P-X開発当初に、経済産業省はMRJの前身…とオイラが解釈している…YS-Xと統合しようとしたらしいんですが、ご破算になり、日本の航空機業界は企業が整理されず、未だにプロジェクト繚乱の状態にあります。全く限られたリソースのムダ使いのような気もするんですがね。いや、P-X/C-Xのプロジェクトにも、主契約社の川崎重工だけでは開発陣が足りず、三菱重工のバックアップがあったということですから、P-X/C-Xの開発が一段落した現在なら、MRJにも取り掛かれるという状況もあるんでしょうけど…まぁ、国内の防衛需要に安住していて業界再編が進まないなら、日本の航空防衛企業の雄である三菱重工を旗頭に、わざわざ競争の激しい民間機市場に打って出ることは、日本の航空防衛業界再編の良い切っ掛けになるのかもしれません。
 この話はパラサイトなオイラの将来にも通じるかもしれないのです。強引なつながりですが、今の交通誘導員から、航空機製造業の季節労働者にステップアップ(?)を考えているオイラには、この業界の動向に目が離せません(←大嘘…)

 二つ目…川田工業が新しいヒューマノイド・ロボットを発表。(2007年6月21日発表)
http://www.kawada.co.jp/mechs/mk-II/index.html
(↑川田工業のプロメテMk-Ⅱの紹介ページ)
http://www.kawada.co.jp/mechs/mk-II/pdf/pressrelease_070621.pdf
(↑川田工業のプロメテMk-Ⅱの詳細PDF文書)
HRP-3の中腰姿勢

(↑HRP-3プロメテMk.Ⅱ)
 えーと、これは著名なメカデザイナーの出渕裕氏の手になるデザインなんですがね…前作の初代・1stプロメテ登場から5年近く経過していますが、見た目の変化はあんまり無いですね。感動も無いです…何だか前作同様のアンバランスなデザインは相変わらずのようですね。個人的にはホンダのASIMOが好みかな。ただ生活防水機能や、歩行機能は滑りやすい路面での歩行が可能になったとか、このプロメテMk-2の紹介ページにあるPDF文書を見れば、プロメテ1stに比べて機能面では断然upしている(例えば全身の関節自由度が12度追加されて合計42自由度になったとか)、確実に進歩してはいるようですが、例えば関節組込みモーターが増えると、それだけ全体のバランス協調制御やら機構の複雑さも増すんですが、モーターが少しくらい逝かれたところで、他の関節でバックアップ出来るから冗長性も増すような気もするんですが、わざと過酷な条件下での耐久力テストなんかもしているんでしょうか?。そこら辺りは良くわかりませんけども、昨今のロボット開発も回数を重ねているせいか、以前ほど感情的に高ぶるようなニュースには巡り会えていませんね。
電動工具を構えるHRP-3

(↑HRP-3プロメテMk.Ⅱのキメポーズ)
 上の写真はパトレイバーばりに電動ドリルをびしっと構えて見せるHRP-3です。オイラ的にはあんまりねぇ…
HRP-3の遠隔操作ステーション

(↑HRP-3プロメテMk.Ⅱの遠隔コクピット)
 上の写真は遠隔操作コンソール。コンソール・スクリーンと、マニュピレーター用のマスターマニュピレーターという組み合わせのシンプルなデザインですが、これ以上の小型化は無理なんですかねぇ?…例えばDSやPSPのような携帯ゲーム端末でも、遠隔操作はある程度期待できそうですが、やはり腕を動かしたりするのは、専用のマスターマニュピレーターもしくは、ジョイスティックが必要になりますから、限界がありますかね?。
HRP-3P

(↑プロメテMk-ⅡのベースになったHRP-3P)
 こっちの方がロボット的に現実的な"絵"になるデザインのような気がするとですよ。やっぱオイラ的に出渕デザインは、アニメの中だけの存在…もしくはプラモデルのイメージでしかないんですね。だから実際に現れてみると、興醒めしてしまうというか、このヒューマノイド・ロボット開発に、バンダイのような玩具メーカーが加わって、実稼動するリアルロボット・モデルを作れば、それなりにマーケットはあるように思うんですがね。1stガンダモの1/20シャアザクやらを、わざわざ世に送り出したくらいですから。オイラを含めた世間は、ガンダモに新しい息吹を求めています。実際に動くモビルスーツは無理としても、動けない、ポーズを取ることがせいぜいの模型が、ロボットの駆動機構を組み込まれて、本格的に動き出すとしたら…それはそれでメカデザイン的にも、シュチエーション的にも激萌え間違いなしだと思うんですが、テクノロジー的にも、マーケット的にも、十分に実現可能だと思うんですが…やってみる気はないんでしょか?…。

ヒューマノイド・ロボット開発に執心な日本勢に対し、アメリカで陸軍向けに開発されているものは、負傷兵の救出搬送用のものです。
http://www.vecnarobotics.com/robotics/index.shtml(↑開発元のヴェンカ・ロボティクス社のサイト)
BEAR(Battlefield Extraction and Retrieval Robot)

BEAR(Battlefield Extraction and Retrieval Robot)

兵士を抱くBEAR

(↑米軍が開発中の戦場救護ロボット)
 これらは開発中のため、単なるCGモデルなんですけれどね…サイトには原型機の写真もあります…機構だけ見れば、二重の無限軌道を組み合わせた移動システムを用いている。見慣れた二足歩行の日本製ヒューマノイドより斬新に見えてしまんですなこれが…いや、これはこれで好きですが、ロボットは本来、移動形態に拘らないもんですから、様々なタイプが試行錯誤されることは、好いことですよね。実現できるかどうかは、未知数ですけれどね…。

閑話休題…
 さて方々で議論されていることですけれど、昨今のヒューマノイド・ロボットは、それなりのボディが出来つつあります。だたしそのソフトたる自律能力は、まだボディの制御だけで、精一杯のようなレベルでしょうか。まだロボットが、ターミネーターのように、単独で高度なロボット兵士になることは、当分難しいでしょう。
 将来的にロボット技術がどんな歩兵システムに適応されるかな…と考えてみましたら、①ロボットスーツ、②ロボット(アンドロイド)兵士、③サイボーグ(人機一体の代物)の3つくらいが妥当な将来の選択肢でしょう。というか、現時点で見えている方向性でしか、この先も収斂するしかなさそうな気がします。
 中長期的なスパン(これから20年から30年後…四半世紀くらい)で見た場合、技術的な難易度から言えば、①・②・③の順位と同じく、○・△・×って感じでしょう。信号機の青・黄・赤のシグナルと似たようなもんどぇす。
 ①のロボットスーツは、筑波大学のHALなどに見られるように、すでに技術的に実現されているもの。将来的に歩兵向けのロボットスーツの開発が本格化すれば、歩兵が12.7mmなど重機関銃を持ちながら、行進間射撃(相対移動しながら敵に命中弾を浴びせる)も可能になるでしょう。その効果と実現性から◎でもいいかもしれません。
 ②のロボット(アンドロイド)兵士ですが、今のロボットのハード的なものより、遠隔操作レベルに止まってしまっているソフト面の制約が大きいでしょうね。まぁインターフェイスなどの組み合わせで、人間の培ったノウハウをコンピューターに学習させることが出来れば何とかなるかもしれませんが…その点を克服しないと、△印が、×印にもなる気がしますね。
 ③のサイボーグですが、人工心臓など部分的な置換用の人工臓器や、ロボット技術を組み合わせた義手や義足システムが実現されていますが、それらの機能レベルから言えば、人体を総て置き換えることは、現時点では不可能だし、四半世紀後の見通しというのも…あまり立ちそうにありません。四半世紀後というと年代的には、"攻殻機動隊"の設定年次ですが、それまでには"義体"のようなオール・サイボーグってのは、難しそうですね。さて部分的には、人体とコンピューターを直接接続させる技術は、すでにあるので、これを叩き台にした脳-コンピューター・インターフェイス、攻殻で言う"電脳"技術は実現可能でしょうなぁ。義体のようなオールサイボーグは無理としても、控え目に見積もっても、ロボットスーツと組み合わせ、現在は皮膚から神経電流を読み取るインターフェイスを、直接、脳の神経系とコネクトさせることで、より早く積極的に神経電流を読み取り、ロボットの動作反応速度を向上させる。云わば、ガンダモ世界で言うニュータイプ仕様機みたいなロボットスーツも出来るかもしれませんな。そんなロボットスーツが出来たらば、是非ともお目にかかりたいもんです。






  1. 2007/06/24(日) 00:00:00|
  2. サイエンス

…最近の携帯はすげぇ?…

 仕事…もとい…私事で恐縮なんですが、オイラ、携帯のキャリアを某NTT・ドコモから、KDDI・auに変えました。ぱちぱち?…じゃないっす。もう失策・エラーも良いところです…。
デザイン携帯の一種であるMEDIA SKIN
http://www.au.kddi.com/au_design_project/seihin/mediaskin/
のブラックに乗り換えたんですが…いや、見た目のデザインじゃなくて、ディスプレイに26万色の有機ELカラーディスプレイって奴を世界初で使用したから…どんな代物なんだろうと思って買ったわけです。使い勝手から言えば、キーは小さいから押し間違えが多いし、アプリケーション・プログラムが多すぎるのかレスポンスが遅い。新しいELディスプレイは、省電力モードを徹底しているせいで、キー操作をしなければ、ごく短時間で消灯しやがるんですね、これが致命的…ですがこれは、ELディスプレイの性質によるものらしいんですね(←オイラの勝手な推論ですが…)。通常の携帯に広範囲に使われている液晶と違い、次世代の自発光タイプ・ディスプレイとされるものが有機ELディスプレイです。有機素材に電圧を掛けて発光させるものですが、輝き続けると、輝度が時間とともに低下する、暗くなる劣化が早まるので、それを極力セーブするために、細切れの省電力措置が徹底されているのは判るんですけど…はっきり言えば、それがこのディスプレイの使い勝手の悪さに繋がっているんでしょう。買ってみて判ったのは、もう少し待てば良かったってことでかすね。デザイン携帯は、かつてのインフォバーなどを含めても、機能を抑えつつ、デザインを優先させてますが、今春のニューモデルの最後発だったオイラのMEDIA SKINっすが、ホントは個人的にドコモの端末の方が、オイラのツボに嵌る端末のデザインがあったんすよね…まぁ近々発表される夏モデルまで待つことにしましょう。
 さてオイラ的には、期待したメインディスプレイの26万色有機EL(←筐体は京セラ製造だが、メインのELディスプレイは、仮想敵国・韓国のサムソンSGIだそうだ…)がおよよ…なMEDIA SKINなんですが、auに乗り換えてから嵌ったサービスがあります。GPS機能を応用したナビゲーション機能ざんす。ナビサービスは、他のNTTやソフトバンクにもあるはずですが…いや、最初に導入したのはauでしたねぇ…3年位前かな?…それは別にどうでも良いのですが、ナビゲーションの位置精度は20m前後ってとこでしょうか(←オイラ的な感覚値で…)?。常に地図のダウンロードが必要など、多額のパケット通信料が生じてしまいますが、それでもこれだけ小さい100g内外の筐体にGPSナビゲーション機能を収容しているのはやっぱ凄いッスね。それを今、実感しておりました…久々に身近なテクノロジーに対して感じた小さな感動ですなぁ…最近でこの手の感激と言えば、Xbox-360で感じたコンピューターのCG描画能力とか…くらいでしたが、日々の通勤などの暇なシーンで、このGPSナビ機能を満喫しております。
 さてGPSが世間で一般的に認知されるようになったのは、約15年ほど前に遡ります。GPS自体を一躍有名にしたのは、それを構築したアメリカ軍がイラクで戦った第一次イラク戦争(湾岸戦争)以降の話ですけれど、測位にGPSを利用したカーナビゲーションが登場したのも、ちょうどその後くらいになります。このバブル崩壊時代の高級車(トヨタのクラウンや、日産のセドリック、ホンダのレジェンド等)には、コンソールパネルの中央にはめ込み式のCRT(←陰極線管ディスプレイ。当時はまだ液晶ではなかったと思う…)が収められておりました。そのデザインは、今では一般的になったキャビン配置の原型がこの時代に確立されていたわけですなぁ。そう考えると、この時代の高級車が新しい物好きの日本人を先取りしていたものだったんでしょうかね?…ただこの時代のGPSナビの誤差は、測位衛星の利用できる電波が少なかったことなど、技術的に100m内外はあったそうです…が、今はそれがより小さい携帯レベルで20m(←オイラの感覚値です…)なんすから、技術は進歩したもんです。
携帯のナビ画面では、使用者の移動にあわせて、CGマップをスクロールさせますね。そのタイミングに多少のズレはありますが、他にも方位磁石にあわせてぐるぐるとCGマップが回転します。まぁ、これらの機能を小さく纏めるには、GPSの測定精度を上げるためには、単純に位置計測に使用するための衛星を増やしたり、固定された携帯基地局からの位置電波などを加味すれば良いだけですし、電子方位磁石や、加速度計なども小さな筐体の基盤に一体化されて組み込まれているんでしょうな。これは微小機械・MEMS技術の賜物という奴ですかね?…
 話は変わりますが、映画なんかの世界では、昔からこの手のGPSナビは、敵を追い詰めるためのスパイの小道具としてのイメージが一般的だと思います。その一形態として、ボタン電池型GPS発信器なんかとして描かれています。浅薄なオイラとしては、この手のアイテムがホントに実現しているかどうかは確認取れていないんですが、実在しているんでしょうかね?…まぁ技術的には十分可能だとは思うんですけど…一昔前の映画では、この手の発信機はスパイ機関が使用する定番のシークレット・ツールでしたけれど、オイラがつい最近、入手したハリウッド映画なんかでは、昔ながらの娯楽スパイアクションと言える"…MI3…"に登場するのは、まぁ当然として、サスペンス映画である"…ダビンチ・コード…"にも、フランスの司法警察が犯人の身を自由にさせる泳がせ捜査に使用すると言うことで、ボタン型の発信器がGPSトラッキング・ドットという名前で出てきております。10年ほど前の"…エネミー・オブ・アメリカ…"には、様々な形態の超小型発信機が、ターゲットである人物の様々な衣服や靴などに仕込まれるなど…そんなまだ実用化のレベルじゃないだろうなぁとバカにして居たんですけれど、ダビンチコードなんて見ていたりすると、あながちバカにした門じゃないと思えます。っていうか、携帯のアプリケーション機能の一つとして実現されている
GPSナビ機能が搭載されているんですから、発信機は十分に軽薄・小型化が済んでいるでしょう。そう考えると、ボタン電池型発信器は、スパイの世界では常識の有触れた代物になっているんではないかなと思ったりします。そういえば、他に大昔のスパイツールである超小型の盗聴器、超小型カメラ…これらのマイクロ・エレクトロニクス機器って奴は、既に携帯機器に組み込まれているもんばっかりじゃないですか。例えのボタン電池型発信器を考えたら、携帯電話に組み込まれるはずの一部品が、その使用目的だけに用途を限定しただけですから、それほど嵩張る大きさは必要ないってことでしょうね。つまり発信器ならば、ボタン電池サイズに十分小型化できるってことでしょう。そんな超小型のGPS発信器を、標的になるテロリストに何らかの手段で着付けておいて、戦闘爆撃機からの誘導爆弾や、巡航ミサイルによる暗殺なんてストーリーも想像できますが…手法としては、些かまどろっこしい…
 とにかく、昨今の微細化エレクトロニクスが目指す先は、"ナノテクノロジー"という言葉で一括りにされますが、ナノサイズの分子レベルのオーダーなので、まだまだハイテクノロジーは走りますね。ハイテク・バンジャイ!!…早くエッチが出来る美少女ロボットを実現させてくれ(^o^)/。ってのはジョークですが、一昔前のスパイ映画の小道具が、我々の手元に簡単に届く世の中になってまいりました。したらば、後10年ぐらいしたら、初歩的な家庭用のヒューマノイド・ロボットも登場していそうです。
それは三菱重工のワカマルって車輪移動式のがありましたか…ASIMOレベルの二足歩行タイプが家にいたら、わくわくしそうですよね。
 まぁそれはそれとして、"…テクノロジーは人の夢を実現してくれる…"とは、言い尽くされた感じのある台詞ですが、オイラに言わせれば、科学は思い描いた以上には発展しないってところっすかね?…だって人の脳が想像する以上のことは出来ないと思うンすよね。それでも科学技術は発達するんでしょうけれど…人間の想像力なんてのは、実際の物理レベルをシミュレートするには全然物足りないから、技術原理を実現することばかりに集中して、その副産物がもたらす負の側面までは、中々頭が回らないんでしょう。だから科学なんて代物は歪なんすよ!!(←これはあくまでオイラのイメージで口走っています。それにオイラが何時かガン○ダムに関わる小説でも書けたら、この台詞を登場人物に言わせてみたいっすね…)。それでもオイラはビバ・サイエンス、オーレ・テクノロジーの人間です…だって面白いじゃないですか…出来ることなら、サイエンスも、ワイルドなサバイバル技術の両方を身に付けてみたいものですが、オイラの場合、それは妄想の中の産物になっています。取り敢えず生かしようの無い知識だけということで…

  1. 2007/05/10(木) 00:00:00|
  2. サイエンス

…人工筋肉の可能性…って行き着く先は、ロボット産業とセックス産業の融合さ。

 自分は学習意欲は少ないですが、ミリタリマニアであると同時に、それに関わるサイエンス・テクノロジーが大好きなのです。ここ数日、そんなオイラの触感にビンビンと引っ掛かるネタがメディアから流れてきました。

 例えば…こんなニュース…

 つい昨日、地球型の太陽系外惑星が20光年離れた恒星系で見つかったとか…これ何気に近いッスよね?。もっと近場で見つからないかな?…100年以内には何らかの形…例えば、ナノロボットの量子転送などで…到達できそうですねぃ。いや、それより想像の産物でしかなかった存在が、科学的に確認されたのが大きな一歩でしょう。

 表題…人工筋肉の可能性…

 またとあるニュース番組では、面白そうな特集を組んでいたので、ビデオに録画してみました。先日(4月24日)、ワールド・ビジネス・サテライト(WBS)という深夜23時の経済ニュース番組…経済オンリーの報道姿勢は、バカ正直と言えるその一貫した姿勢は立派…において、"…人工筋肉…"に関する特集を10分ほどの時間を割いて放映してました。取り上げられた3つの研究開発は、ネタとして特段に真新しい物は無かったですが、人工筋肉自体はロボット用の従来の駆動装置(電磁モーターや油圧等)に代わる次世代の駆動システムとして期待されているもの。駆動形態は生身の筋肉同様に伸び縮みするものですが、この特集で紹介されていたのは、ゴムチューブを使用する空気圧式と、有機ゲル素材と電極を組み合わせたイオン方式の2種類です。次世代の人工筋肉の本命としては、電気制御が容易な後者が有力でしょうか?。
さて空気圧式のものは、東京理科大学が既に応用品の開発に乗り出していて、幾つか形になっておりました。1つは上半身の筋力を増幅させる"通称・マッスルスーツ"がそれ。目指すところは筑波大のロボットスーツ・HALと同じく、人間の身体能力を強化する外骨格ロボットだす。両者の違いは、駆動系が空気圧式の人工筋肉か、従前のモーターというだけ。HALのように上半身と下半身の合体は出来ていませんでしたが、下半身モデルの試作は既に終了しているようで、後は1つに統合するだけなのでしょうが、空気を送り込むポンプのインテグレーションなどをどうするんでしょうかね。映像ではカメラのフレームの枠外でしたが、空気を送り込むための小さなホースが機械の後ろに走っているのが垣間見えましたけども…ただ既に工場や福祉施設の現場での実用化試験に供されている由。しかもこのシステムと全く同じものが、松下電器のホームページにも載っていたりします。でも空気のチューブがうざったい感じです。プロテクターをするようなものですから、身体の自由度…自由に動かせる範囲…が見るからに制限されそうです。この大学では、他にもアクトロイドという表情ロボットなんてのもあったり…まぁ、大学の研究室らしく、色んなもんに手を出してます。どれがモノになるかは良く判りませんが…
 2つめは、有機ゲル素材を電極で挟んだ人工筋肉を携帯端末の光学系に使用しようという試み。イオンを含むプラスティック素材を電極で挟み込むというシンプルな構造。電圧の負荷を掛けることで、イオン傾斜が変わり、人工筋肉が曲がる仕組み。この人工筋肉素材をエッチングなどの半導体作製に用いる手法で、丸い形にくり抜き、液体式のレンズと組み合わせることで、焦点の絞りと、倍率を制御するズームの光学系の出来上がり。映像では、眼球のアイリス(瞳孔)そっくりの動きを見せていました。従来のモーター式に比べ極めてシンプルな構造で部品点数が半減するそうです。ただこの人工筋肉の素材自体は、15年以上も前に開発済みだったにも拘らず、応用先が中々見つからなかったとのこと。映像の中では、様々な触手のような代物が映し出されていましたが…素人考えで言えば、ファイバースコープや血管内ステントの先端などに使えそうだけれど…そう云うのは、開発当事者ならとっくに思いついていることでしょう…まぁ、オイラみたいなイマジネーションの足りない人間は、既成概念の枠内でしか思いつきません…。
 そんで最後…この人工筋肉も二例目と同じく、有機素材に電極を組み込んだもんですが、その変形力は生身の筋肉の数倍・力も5倍は出せるという高性能なもの。この研究開発の成果は元々が米国産で、詳細は2004年2月の日経サイエンスに掲載されておりました。映像では、そのライセンス権を獲得した日本国内のベンチャー企業が様々な応用のアイデアを膨らませておりました。人工筋肉自体に発電効果があるので、水車と組み合わせたり、海底に錘を沈め、海上のブイのケーブルの間にこの素材を仕込み、波でブイが上下することでこの人工筋肉が伸縮し、その際に生じる静電気を回収して発電装置にしようとか…性能的には、次世代ロボットの駆動源の本命だと思うのですが、制御は従来のモーターのシステムとは、大違いですから…そこいら辺りがネックでしょうかね。他にも米での試作映像でしょうけど、ジョイスティックに連動した人工筋肉のチューブが左右に大きく曲がったり、横たわった人工筋肉が蛇のように動いたり、ちょっとした多足歩行ロボットを造ってみたりと…色んなものを何かに使えるはず…という応用の可能性は様々にあるものの、二例目と同じく実際の活用に関しては足踏みの状況が長かったと言えるです。ただこの試作品の映像を見ていて思いついたのは、そのくねくねとした蛇行や、微妙な蠕動運動など女性の器官を喜ばせる次世代の女性用性玩具には打って付けだということです。一つ目の例に出てきた、東理大の"アクトロイド"の将来像にも、同じことが言えるかもしれません…研究者の方々には失礼かもしれませんけど…ただ現状のロボット市場には無くて、将来のロボット産業の中で、唯一、確実な一大市場につながりそうなのは…"セックス・ロボット"…だと思うのですが、それがモノになるにはあと何年懸かるかなぁ?…50年は懸からず、オイラが生きている間には何とか実現できそうですが、生身を超える代物になるには…うーん、間を取って25年ってことになるかなぁ?。ただシリコン素材などを用いたリアルなフィギュアが出来ていますから、後はその中に駆動システム・制御系・人を喜ばせるに必要な器官を備えることで出来上がりですが、これは現在、美少女に惑溺する我々、オタどもにも将来必ず訪れることになる高齢化では必要になるであろう、次世代の必須アイテムです。オイラの考えでは、次世代のロボット産業のマーケティングには、人の三大欲である"性欲"とは、どうしても縁が切れないってことです。そろそろ大真面目にセックス産業とロボット産業がコラボレーションする時期が来ているんじゃないでしょうか?…とオイラは内心、真面目に考えております。と同時に今、"japan cool"と世界では…どの程度の"世界"の範囲かは知りませんが…日本発の代物が、何かとブームらしいですから、そのムーブメントをこれから持続させることが、"国益"なのであれば、そのためにも、高齢化するオイラたち美少女オタク・マニアどものためにも、是非是非、日本国内に蓄積された高度なロボット技術の粋を集め、産学連携の強力な布陣で国家レベルで、エッチなメイドロボットを実現して欲しいものです。コスプレのメイドさんだって年取るし、妄想の美少女に現を抜かしているオイラのような存在が…結婚するのは…へっ?…ってなもんです。ですから、このメイドロボットを実現して、オイラたちオタクを奮い立たせることが、日本の次世代ロボット産業に科せられた使命なのです!!(←大嘘)
 
  1. 2007/04/26(木) 00:00:00|
  2. サイエンス

自分、こんな本を読んでいます…その一

いやぁ、はや…弾頭(←×暖冬:○)傾向にある今年の北海道。我が札幌も例年の半分以下の積雪量で、この時期は我々、交通誘導警備員は、除排雪の業者の警備に就くものなのですが…雪が降らないから商売上がったりでございます。そもそも雪対策の予算は、はっきり言えば、寒冷地特有のものですから、積雪の無い地方に考えたら余計な負担。どぶに捨てるようなお金かもしれません。我が札幌市は、一シーズンで3m近くの降雪があるとされていますが、今年はそれがあるかどうか。まぁその分、煩わしい自宅前の雪かきなどもせずに済んでいるのですが…商売上がったりでは、複雑な心境であります。さてこうして暇暇している私目ですが、たまに新刊の本を手にしてみました。
http://www.amazon.co.jp/%E8%B6%85%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E3%81%B8-%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%81%A8%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%B0%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%81%8C%E3%81%B2%E3%82%89%E3%81%8F%E8%A1%9D%E6%92%83%E3%81%AE%E8%BF%91%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E7%A4%BE%E4%BC%9A-%E3%83%A9%E3%83%A1%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%83%A0/dp/4309906982
 「超人類へ!バイオとサイボーグ技術が開く衝撃の未来社会(ラメズ・ナム著・河出書房新社刊)」というタイトルの本です。
 内容的には、手堅い反面、突っ込みどころが散見される部分がありましたが、中でも自分の興味を引いたのが、第10章ワールド・ワイド・マインド/P242に出てくるコンピューターと脳のインターフェイスについてのアイデアでした。これは血管内手術の原理を用い、脳内隅々にまで行渡っている血管の血流に載せて、動脈からプローブを挿入し、体外から磁石で持ってこれを脳まで誘導し、10マイクロメーターほどの無数のカーボン・ナノチューブを使用した電極をニューロンと連接させるというもの。電脳化技術の面白いアイデアだと思いました。これですんなり電脳化技術が実現するかどうかは判りませんでしたが、脳の血管造影などに用いる血管内手術を土台にしたという考え方は、現在の医療技術の延長上にあると言えるでしょう。現状のまだ海のものとも、山のものともつかないバイオ・サイボーグ技術の現状を再確認する上では、有用な書籍だと思われました。
  1. 2007/01/13(土) 18:00:00|
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