スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

13500t護衛艦…その艦名は"ひゅうが(日向)"…

(↓"DDH-181ひゅうが"に関するWikipediaの記述)
http://ja.wikipedia.org/wiki/13500%E3%83%88%E3%83%B3%E5%9E%8B%E8%AD%B7%E8%A1%9B%E8%89%A6
 本日はミリヲタにとっての関心事の1つであります、13500t型護衛艦(16DDH)の進水・命名式がございました。16DDH...その名は"ひゅうが(日向)"。
 いやぁ、自衛隊関連では、P-X/C-Xに続く2007年後半のマイルストーンの一つが今回の13500t護衛艦の進水命名式だったわけですが、このヘリコプター搭載護衛空母の艦名は旧国名から"ひゅうが"となりました。これは宮崎県の古来の名前なわけですが、この名前は旧海軍の伊勢級戦艦2番艦で使われた他、キャプテン○翼のライバル・ストライカーやら、JR九州の特急の名前などにも使われておりますです。漢字表記の"日向"は"ひなた"とも読めたりしますね。
 頭文字が"ひ"なので、"ひりゅう(飛龍)"が相応しいかなと思っていたりしたんですが、命名権者は見事に期待を裏切ってくれるようです。ま、当たり障りの無い…無難な選択と言うことでしょうか?…。
 さて艦番号は"DDH-181"となりましたが、某・世界の感染を始め、各メディアでは散々"DDH-145"となっていましたから、物の見事に騙されたって感じです。まぁ、"DDH-144くらま"の続きである"DDH-145"ではなく、"DDH-181"という新しい番号を与記するんですから海幕の意気込みが違いますね。そりゃ単にヘリコプターの搭載数が多いだけの駆逐艦である"はるな級"や"しらね級"とは全く性質の違うヘリコプター空母なわけですから、新しい番号を与えたいのはわかるんですが、"181"という番号だと非イージス・ミサイル護衛艦の"さわかぜ"、"はたかぜ"、"しまかぜ"の後継DDGになるDDGのシリアル・ナンバーの残りは、"179"と"180"の2つ(DDG-178はあしがらまで使用済み)だけですから、これら3隻の後継艦は2隻になるのかとか、それらはイージス・システム艦になるのかとか、より安価な19DDタイプの増産になるのかとか…ひゅうがとは関係の無い方向に妄想が進んでしまいます。
 ひゅうがは船体のサイズ的には、既に退役している米海軍のイオージマ級強襲揚陸艦より若干大きい(ひゅうがが全長197mに対し、イオージマ級は180m)のですが、ただ格納庫のサイズがイオージマに比べて小さいため、イオージマ級はCH-46シーナイトクラスで19機、CH-53シースタリオンクラスで11機を格納庫に収容出来ますが、ひゅうがは甲板の繋止も含めて11機程度しか載せられないそうです。ひゅうがは格納庫の狭さもさることながら、イオージマ級では艦体容積を最大限生かすために、エレベーターを外舷式にしていますが、それに対してひゅうがでは、飛行甲板に埋め込む形式の内舷式エレベーターを採用しているので、エレベーターの部分そのものがデッドスペースになっている欠点がありますね。その点を考慮すると、オイラたちミリヲタが密かに期待する次世代のSTOVLステルス戦闘攻撃機・F-35BライトニングⅡの搭載能力…は、将来的に検討されるかもしれませんが、DDH-181ひゅうがそのものには、その搭載余力があんまり無いってことになりますかね?。残念ですが、色々と新機軸を注ぎ込んではいるんでしょうが、日本国海軍特有の貧乏性と言いましょうか、このひゅうがも日本の軍艦のご多分に漏れず、将来的な拡張性に乏しい船体設計に変わりはないようです。
 まぁ、ひゅうがに搭載されるかどうかは判りませんが、次世代の艦載戦闘機の本命であるF-35シリーズの開発は、まだお先が見えていませんから何とも言えないですが、オイラ的には次期戦闘機として高価なF-22を買うより、リーズナブルなF-35を数揃えた方が好い気がします。しかも通常型のF-35Aと艦載も可能なSTOVLのF-35Bの両方をぜひ揃えて欲しいですね…無論、ひゅうが向けの搭載機としてですが、他にもV-22オスプレイも欲しいところです。
F-Xには直接関係ありませんが、防衛省では来年(平成20年)度からミニサイズの日本版F-35とも言える技術実証機"心神"の実機製造に取り掛かるらしいですが、これもF-22を売ってくれないアメリカへのあてつけのようなものもあるかもしれません。他にもF-X選定絡みで、航空自衛隊の欲するF-22が、米国上院の裁定で当分手の届かない存在になったせいで、来年度はF-15の量産改修作業を32機に増やすとか、その割を食う形でC-Xの量産が遅延するなど、注目の来年度(平成20年度)防衛予算の概算要求が今月の末辺りに発表されますが、これは毎年恒例の時期でもあります。また昨今のイージス艦の情報漏えいや、低落傾向にある隊内の治安規範を司る陸海空3自衛隊の警務隊を統合し、組織横断的な刑事捜査機構を創設するなど自衛隊の組織改革も進んでいるようで、背広組みでは事務次官と女性防衛大臣との確執などやれやれなネタには困りませんね…。
 何だか最後は、ひゅうがとは関係の無い方向に話が脱線してしまいましたが、ひゅうがを含む自衛隊向けの高価な大人の玩具は、やはりオイラ的には魅力的なものばかりですが、日本の自衛隊の玩具の買い揃え方やら、その扱い方やら、首を傾げたくなることばかりです。このひゅうがもそうならないことを祈らずには居られませんね。

追記…DDH-181ひゅうが進水式の一週間後の朝雲新聞がようやく一報を伝えてくれました…。
(↓ひゅうが進水式を伝える8月30日付けの朝雲新聞)
http://www.asagumo-news.com/news/200708/070830/07083002.html
(↓写真のネタ元である8月30日付けの朝雲新聞グラフ特集)
http://www.asagumo-news.com/graph/070830/070830.html
ヘリコプター搭載護衛空母ひゅうが進水式

↑ドック内のDDH-181ひゅうが。艦首先のくすだまはまだそのままですね。
DDH-181ひゅうが進水式の記念はがき

↑新造の護衛艦が進水する時は、こういうイラスト入りのはがきが記念品として配られるわけですが、何れはプレミアが付くんでしょうね。作者が何方かは存じませんが、こういう軍艦画家のイラスト集ってあったら欲しいっす…。
DDH-181ひゅうがの艦橋クローズアップ

↑ひゅうがの目玉システムである新型レーダーのFCS-3改。大きい方が捜索用のCバンドレーダー。んで小さい方がESSM艦対空ミサイル誘導用のXバンドレーダーですが、この時期だと中身はまだ実装されてないですね。
スポンサーサイト
  1. 2007/08/23(木) 23:16:25|
  2. ミリタリー

C-X(次期輸送機) 、P-X(次期哨戒機)ロールアウト…

 ちょっと遅れてしまいましたが、この7月4日(←某・アメリカ合衆国の独立記念日じゃありませんか…これも日本の航空業界のアメリカへの何がしかのメッセージでしょうか?…)、ついに国産の、話題(?)の、期待の、ニューフェイスの…以下のフレーズが続きませんが、ロールアウトしました。パチパチ\(^o^)/...。
 前々からTRDIのホームページや、他の媒体でもスケジュールチェックはしていたんですが、あろうことか当日のニュースチェックを、仕事の疲労感から怠ってしまっていました。翌日7・5に放送された朝7時のNHKニュースなんかは、シミュレーターでしょうが、コックピット内の映像がちらりと流されていたんです。録画しとくの忘れたぁ(T_T)...と思っても後の祭り。you-tubeで検索しても、フジ系列の夜の一分足らずの録画がアップされていただけでした。こうなると…他の紙メディアの航空雑誌が2ヶ月遅れくらいで、特集を組むことになるんでしょう。それまでお預けというわけですね。うーん、我ながら…後悔、先にたたずってわけです…。
(↓ネタ元である朝雲新聞の07・07・12日付けグラフ特集。C-X/P-Xの7・4のロールアウトの光景)
http://www.asagumo-news.com/graph/070712/070712G.html
ロールアウト当日のC-XとP-X

ロールアウト式典が行われた岐阜空港の当日は、生憎の雨空模様だったようですが、それでもこれから半世紀近くにも渉って日本の防衛力の柱を担う輸送機と哨戒機のドンガラ…とは言え、実際に飛行機の形として目の当たりにすると、国産開発には批判的なオイラですが、やっぱり応援したくなりますね。そんな感慨も一入ですね…まぁ"軍用機"と聞いて誰しも思い浮かべる戦闘機に比べれば、旅客機に近い輸送機や哨戒機は確かに地味だし、機体や人間の構造限界に挑むなど開発するリスクも少ないんからテクノウォッチャーとしての面白みも少ないんですけれど、それでも興味は尽きないですね。
ロールアウト当日のC-X近影
C-Xは日本の航空業界が開発した過去最大の飛行機だそうですが、サイズ的にはボーイング767クラスです。民間向けのカタログの値ですが、巡航速度は旅客機並みですが、必要な滑走路が2000m超と、1000m級の滑走路で使用可能とされるC-130やC-17のような戦術輸送機としての能力が、航空自衛隊向けのC-Xに備わっているのかどうか判然としません。先代のC-1ではSTOL性能に定評があったんですが、どうなんでしょうねぇ。

C-Xの後部胴体貨物ドア

大型の11tクラスのトラックが自力で出入りできるC-Xの後部貨物ランプドア。朝雲新聞では、表面の継ぎ目の無さ加減が絶妙だと言うコメントが書かれていましたが、果たして表面加工が凸凹だと気流が乱れますから、仕上げの成型は奇麗にするでしょう。これぞ匠の技って奴でしょうか?…自国消費だけでは、単品コストは下がりませんからね。C-Xは適当に…例えば、米軍もC-130とC-17の中間サイズであるC-Xに興味があるとか無いとか。相手先がアメリカならば、武器輸出三原則の例外ですし、製造権をボーイング辺りに売払って世界的にアフターサービスの面倒を見てもらうのも手かも…。
ロールアウト当日のP-X近影

P-Xのサイズはボーイング737と同じクラス。デザイン的にはきわめてオーソドックスですが、中身は光ファイバーを操縦システムに使用したFBLや、人工知能システムを使用した戦闘システムなど…日本のハイテクの粋を尽くした凄いらしい…んですが、今回は外見のドンガラだけですから。しかし某M菱重工が計画しているMRJなんかやるよりは、このP-Xを民間転用した方が素直に思えるんですが、少ない日本の航空産業界の資力を分散投資しているようにしか思えないんですがねぇどうなんでしょう?…。
P-XのXF-7エンジン

P-X向けに開発された純国産のXF-7型エンジン。P-Xはこれらを4基装備しますが、エンジンを吊り下げる主翼の設置位置が低いため、エンジンの地上高はどうしても低くなるため、エンジンカウルは下を押し潰したような下膨れの形状。これもボーイング737に共通するもの。大型双発機のC-XはGE社製の既製品を選択していますが、P-Xは整備コストより、冗長性と速度制御の容易な中型エンジン4発構成を選択していますが、その中核になるXF-7型エンジンは推力6t級の中型エンジン。しかし開発中には試験運転中、ベアリングの保持器にクラック(亀裂)が入るなど難航しているようですが、果たしてそれらの諸問題は解決したんでしょうかね。
P-X後部胴体のソノブイ・ランチャー口

P-Xの後部胴体下部に設けられたソノブイランチャー。その配置はP-3Cのスタイルをそのまま踏襲しています。ここから発射管内に装填された使い捨ての音響ソナーブイを海上目掛けてパラシュートで投下するわけですが、アメリカではソノブイだけでなく、このランチャーから使い捨ての超小型UAV(無人航空機)を投下して、海上や地上の偵察に活用しようしているそうです。UAVはパラシュートで降下した後、折りたたんでいたブレードフィンを展開し、尾部に備えた電動式のプロペラを回転させて自動車くらいの低速で巡航しながら、先端に備わっている画像センサーから映像を送ると言う代物です。地上軍が使い捨てのUAVを偵察活動に使用して効果を挙げているのと同じ着想です。既製品を寄せ集めて低コストで仕上げると計画していたようですから、どの程度モノになったのか判りませんが、P-Xも潜水艦だけでなく、海上や地上の目標も相手にするマルチ哨戒機を目指すなら、このような新しいセンサー類も必要になるでしょう。そもそもメインセンサーになるソノブイの開発も、伝え聞くところでは音響センサーが音を拾ってくれないとか…何かと厳しいようですが、全力で実現して欲しいですね。まぁP-Xならば、某台湾や某韓国辺りに輸出してやってもいいかもしれませんねぇ。特に台湾は潜水艦や哨戒機を欲しがってますからね。日本にとってはちょっとした戦略商品になるかも…まぁライバルとしては、米国・ボーイング社製のP-8Aポセイドンや、中古のP-3Cの再生機などもありそうですから。輸出するんでも、C-Xよりちょっとハードルは厳しいかな…。

追記…C-Xの構造が設計値に達しておらず、初飛行が予定の9月より遅れて最短でも12月以降になるとか記事になってました。確かに航空機開発に、予定の遅延はつき物ですが、果たしてうまくいくかなぁ?。
(↓C-X/P-Xの不具合の詳細状況が掲載されている8・2付けの朝雲新聞のコメント。)
http://www.asagumo-news.com/news/200708/070802/07080213.html

  1. 2007/07/07(土) 08:34:39|
  2. ミリタリー

次期輸送機(C-X)と、次期哨戒機(P-X)

C-X飛行試験用初号機

P-X飛行試験用初号機

(↓下が防衛省技術研究本部・TRDIのサイトへのリンク)
http://www.mod.go.jp/trdi/topics.html
 さてさて…今日は5月3日…憲法記念日であり、ゴミの日であり、オイラが所属するS学会でも創立の記念日ざます…要するに色々と意味を重ねた祝日ってことです。そんな国民の祝日の本日ですが、オイラはホリデイもエブリデイも関係なく、駐車場の交通誘導で脚がくたくたになっております。
 憲法危険日…憲法改正に絡んだ国民投票の議論が多い昨今(…オイラ個人としては基本的に選挙権以外に国民投票という選択肢が出来るのは歓迎してますが)ですが、オイラはMAMOR(マモル)という薄っぺらな月刊誌をつい最近手にしたんす。中身は防衛省編集協力と表紙に銘打っている通り、自衛隊絡みのもの。¥530で70頁程度の写真が多い代物。目玉のマークのフジサンケイ・グループに属する出版部門である扶桑社から出されているざます。中身は薄っぺらな写真が中心なので、本屋でぱらぱらと立ち読みしたです。
 その中身には他の雑誌メディアに比べて一足早く、気になる記事があったんす。川崎重工を中心にした次期輸送(C-X)及び、次期哨戒機(P-X)のプロジェクトっす。その飛行試験用プロトタイプの写真が掲載されていたんですねぇ。以前からオイラは、4000億円近くを投入する新規開発には賛成できなかったんです。C-XにはA-400やC-17グローブマスターⅢ、P-XにはP-8ポセイドンというカウンターパートがありますから。これらを購入すりゃ、安く済むやろと思ってたんですが、無論、プロジェクト開始時には、開発が進んでいなかったと言うのもあるけれど…結局、国内産業の振興策…公共事業…ですね。
 そう思うと、頭ではやはり簡単に納得できないんですけれども、ただこういう風に想像図だけだった代物が、実写を見てしまうと現金なもので、やっぱり国産の数少ない飛行機ですから、応援したくなってしまうものですねぃ。ようやく部隊配備に至った海上自衛隊のUS-2救難飛行艇だって、ホントに開発する意義があるのか疑問が無いわけではないっす。
 US-2を含めてこのC-XやP-Xの民間転用が計画されているそうですが、この実機の写真を見ると、日本の航空産業も、やりゃ出来るんだとは思うんすけど、果たして日本の航空機産業は国内だけで、小所帯で纏まっているので、国際的に売り出すとなると、アフターサービスの体制がほとんど整っていないんす。三菱がやろうとしているMRJ(ミツビシリージョナルジェット)さえ、海外でのサポートのために海外企業と提携しています。川崎も同じような対応をするだろうけれど、やっぱり日本国内の航空企業は諸外国に比べて規模が小さいっす。業界再編が必要と大昔から言われているのだが、全く進んでいないですねぇ。困ったもんです…。
 さて新規開発の両者ですが、見た目は何の変哲も無い代物。漸く形になったドンガラ(飛行機)としての特徴もあまり無いようですね。川崎が加わっているボーイング787のように、胴体を全て炭素繊維複合材の重ね張りにしたり、複合材の使用量が機体重量の半分だとか言う、徹底した軽量化の話も聞きません。(まぁ、適用しているはずですが、どの程度かは残念ながら見当が付きません…)ちなみにMRJでは787に適用した複合材製造技術を流用するようだが、翻ってC-XとP-Xの機体構造はオーソドックスなままのようです。報道資料だけから見ると、大きな開発スケジュールの遅延も無く、C-XやP-Xの機体に関しては、ほぼ順調に開発が進んでいるようですが、やはり問題は輸送機のC-Xより、哨戒機として数々のミッション機器を搭載するP-Xの方が、個々のミッション機器のインテグレーションなどで懸念材料があるが、米国のP~8Aポセイドンとの共通化も進められているようだが、何処まで順調に開発が進むかは、うかがい知ることが出来ないですね。C-Xはほぼ無難な設計ですが、民間使用のカタログスペックを見ると、使用できる滑走路が2000m超級と結構な長さであります。C-17のような1000m級の滑走路で使用可能という特徴があれば別だったのだが…ただしC-17は巡航スピードが旅客機より遅く、C-Xは同等と言われていますから、旅客機のコースも安心して飛行できるんだとか…。
 一方の次期哨戒機・P-Xは、4基あるエンジンをジェット化することで、現行のP-3Cより明らかに高速になっていますが、4発のターボプロップからジェットエンジンに換わっているので、当然、燃料消費が大きくなり、逆に滞空時間が短くなっています。その短さをカバーするには、ローテーションを増やすか、もしくは空中給油能力を与える以外に選択肢は無さそうですね。空中給油能力に関しては、C-Xには盛り込むらしいので、後はユーザーである海上自衛隊の判断でしょうね。 
 さて以外に知られていない次期哨戒機の特徴なのですが、対潜だけでなく、対艦攻撃にも結構、パンチ力があるんです。P-Xの主翼下には、8発の対艦ミサイルを搭載できます。単純に航空自衛隊・F-2支援戦闘機が搭載可能な4発の2倍でありまする。航空自衛隊の支援戦闘機に加えて、海上自衛隊の哨戒機に搭載する対艦ミサイルは、日本の航空対艦攻撃機の2本柱なんですねぇ。ミサイルの中身は、海上自衛隊が旧式化しつつあるASM-1Cやハープーン、航空自衛隊は旧式化しているASM-1及び、赤外線画像誘導方式のASM-2を運用し、次世代型の超音速対艦ミサイルとしてASM-3の開発が進行しているが、海上自衛隊での採用は未定ですけど、もし日本に外国の大規模な水上艦隊が敵対した場合は、この空中からのミサイルの槍が彼らを出迎えるわけです。この水際撃破の防衛戦略事態は、中々頼もしいアイデアだと思うのですが、残念ながらそれを実行するための弾薬の備蓄量は…心許ないんですね。残念ながら…憲法の議論も大事ですが、冷戦時代から言われる自衛隊の継戦能力の低さも、スコシは一考した方が良いかもしれないですね…他人事ながら…我々国民が国防を付託する役所も、憲法がどうのこうの言う前に、自分たちの思考も、もうちょっと改めた方が良いんじゃないの?…と思う憲法記念日の午後…日本の航空機開発を絡めて愚痴ってみました…。



  1. 2007/05/03(木) 12:00:00|
  2. ミリタリー

ご無沙汰しておりました…m(_ _)m・・・


えー…3ヶ月ほどご無沙汰しておりますた…。

日に日に暇しておりましたが、アップを怠ってしまうと、億劫がってブログの更新もしておりませんでした。はい…意志薄弱であります…。さて昨今、ヤクザがらみの事件が多発しておりますが、系列の大親分がマスコミに出てきて謝罪ってことは…無いですね。その上部組織に対するマスコミの追求も及び腰…また蜥蜴の尻尾きりと言う感じでムカつきますが、この頃のヤクザも正業を営む大手でなければ、公共工事に集るような零細な部類と二極化しているというのは、世間と同じ潮流ですが、4/17に起きた長崎市の銃撃事件も窮乏したヤクザの最後の花道を自ら演出したようにも見えなくは無いのですが…良い迷惑ですね。この犯人は死刑を免れて、せいぜい後は刑務所の中で悠々の老後でしょう。そう思うとうんざりであります。

 さて貧乏なのは、ヤクザ社会だけじゃありません。お役所もそうです…例えば防衛省管轄の航空自衛隊。今日の北海道新聞を含めた幾つかの地方紙にこんな記事が載っていました…


<F22、15FXの二段構え 防衛省、次期主力戦闘機(04/22 08:55)
 防衛省が航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)選定で、米国の最新鋭ステルス戦闘機F22Aと、F15を改良したF15FXの2機種に絞り、二段構えの調達を想定していることが分かった。複数の日米関係筋が21日、明らかにした。2009年度から順次購入を進める方針で、総額は1兆円規模に上る見通し。08年春までの最終選定に向け調整を本格化させる。

 次期主力戦闘機はこれまでの検討で、レーダーに捕捉されにくい高度のステルス性と超音速で巡航できる高い機動性能に加え、日米共同作戦を円滑に進められる点から、F22Aを最有力候補に据えた。

 しかし、現時点で米議会は最新鋭技術の集大成であるF22Aの輸出を禁止。1機約250億円と高額で、輸出が解禁された場合でも予算の制約から導入数が制限されるのが難点だ。

 このため現在の主力戦闘機F15の改良型で1機約100億円と比較的安く、整備や運用面でノウハウのあるF15FXを先行取得。解禁を待って「F15・5機を同時に相手にできる」(空自幹部)性能を持ったF22Aを導入、2機種の組み合わせで「質と量」を兼ねる案が浮上した。>

次期戦闘機(F-X)絡みのニュースです。この手の記事は、何時もながら観測気球のようなもので、この上記の条件で本決まりではないと思いますが…総額1兆円で、単価250億のF-22を揃えるとしても、40機程度しか揃えられません。編成機数にもよりますが、2個飛行隊から3個飛行隊しか編成できない数ですね。質的な問題はどうあれ、40機程度/1個航空団の規模では、カバーエリアが地方単位に限られちゃいますね。それをF-22だけでなく、F-15FXを揃えるという案です。同じ1兆円を使うなら、F-15FXやF-18E/Fを繋ぎで揃えて、開発遅延気味のF-35が買えるようになるまで待った方が良いと思うのですが…この案はまたも貧乏人の贅沢病…物欲しがり病の発露のようです。必要な数が揃えられそうに無いと言うのは、陸上自衛隊のAH-64Dという前例があるにも拘らずです。



  1. 2007/04/22(日) 22:06:16|
  2. ミリタリー

KC-767Jが初飛行したそうです…

航空自衛隊向けのKC-767Jが2006年12月21日に初飛行したそうです。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200701181407←テクノバーンでのKC-767J記事。
航空自衛隊向けのKC-767J空中給油機
←航空自衛隊向けのKC-767J
航空自衛隊では4機導入する契約で、愛知県にある小牧基地の第404輸送航空隊に集中配備されるそうですが、当局は4機では数が少ないと考えているらしく、追加して8機程度を揃えたいそうですが…予算の関係でどうなることやら。航空自衛隊の将来計画には、F-XやらC-Xやらの航空機だけでなく、ミサイル防衛関連(パトリオットPAC3やレーダー関連の整備)で金食い虫があるだけに、数が揃えられない可能性が五万とあります。隣の韓国や中国が導入を進める新世代兵器は、性能もさることながら数も日本以上に揃えていますから、それを考え合わせると些か心許ないですね。
KC-767Jはフライングブーム方式(尾部から伸びた供給用ブームを受け手の受油口に差し込んで燃料を送る。フライングブームの操作は空中給油機側のコンソールからオペレーターが行うのでパイロットの負担は軽い。)のみなので、一度に給油出来る機体は1機のみですが、先にイタリア空軍向けに採用されたKC-767Aはフライングブームに加えて、左右の両翼に備えていたドローグ式の給油ポッド(こちらから燃料ホースを伸ばして行うもの。燃料を受け取る側には、ストローのような受油プローブが付いていて、それを差し込むが、パイロットが常に機体姿勢の維持に気を配る。給油機側のオペレーターの負担が無いなどが利点。)があるので3機同時に行えます。まぁKC-767Jを改造するのはそう難しいことではないでしょうが、ちなみに航空自衛隊ではドローグタイプの空中給油システムを既存のプロペラ輸送機のC-130を改造して施し、UH-60Jに受油プローブを追加する計画を持っています。このシステムでは低速の機体に対しても空中給油が実施できる柔軟性があります。
さてKC-767は既に採用されているE-767早期警戒管制機(AWACS)
↓下の写真はE-767AWACS。
航空自衛隊E-767AWACS

とベースが同じなので、整備やらの都合を考えれば、同じ機体を採用するのは常道でしょう。ちなみにC-XのエンジンもKC-767やE-767と同じ系列のエンジンを採用しています。これも運用コスト削減の表われですが、一つのエンジンが何かの故障で飛行禁止になってしまうと、それに連鎖してしまう危険性がありますが、今はそのリスクヘッジより、ランニングコストの削減が優先される世の中であるようです。ちなみにE-767はその後、日本以外に採用している国は無い状態です。メーカーであるボーイングは、その代わりに一回り小型のボーイング737をベースにした737AEW&Cを開発。
↓の写真はオーストラリア空軍向けの737AEW&C
豪州空軍向け737AEW&C

トルコ/オーストラリア/韓国が採用を決定しています。能力的にはE-767AWACSとどの程度差があるのかはよく判りませんが、個人的にはこの737AEW&Cの方がE-767AWACSより洗練されているような気がします。E-767AWACSはE-3セントリー早期警戒管制機
↓下の写真が米空軍のE-3セントリー早期警戒管制機
E-3セントリー

の機材をそのままボーイング767の機体に移植したものですから、余り面白味のあるデザインではございません。そもそも航空自衛隊は、E-767AWACS導入当時、E-3セントリーのエアフレームであるボーイング707の生産ラインが閉じられてしまったのでボーイング767改良型であるE-767AWACSを購入したのですが、ボーイングでは、767の後継機として787を開発中なので、ボーイングとしては既存の767の生産ラインは、米空軍の空中給油機でKC-767が採用されなければ、生産ラインが2010年を待たずに閉鎖されるとかされないとか。KC-767Jを日本も追加購入するなら早めに決めなければいけません。ただその資金源を何処に求めるかと言う問題や、穴埋めとしてC-Xを改造する…機体規模が小さいことが問題…案等がありそうですが、国産輸送機を空中給油機に改造する開発コストなどを考えれば、既製品を買った方が安上がりかもしれませんけど…やっぱりお金が無い…という一言に悩みは尽きますですねぇ。日本の軍隊は志願制のせいか、人件費に軒並みコスト…予算の約半分…が掛かっていますから、それを削って装備品に廻した方が良いと思うのですが…その手っ取り早い手段は、やっぱり徴兵制の復活かなぁ?…どうせ若い人は少なくなる一方なんだし。
  1. 2007/01/20(土) 21:21:21|
  2. ミリタリー
次のページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。